医師が足りないのではなく診察時間が足りない

日経7/5朝刊医療面「医師の目」より、武井義雄氏コラム。

日常業務で日本の医師たちの「雑用」がいかに多いか、ご存じだろうか。アメリカの医師だったら断固拒否するような膨大な書類作成などを、日本の医師たちは黙々とこなしている。

その上、電子カルテの「導入プロジェクト」というIT投資マネジメントを医師に投げ、必要のないメタボ検診などでさらに雑用をふやしているとの指摘。

まぁ確かにそんなことやってられんわなぁと。医師数を増やすというアプローチではなく奪われた診療時間を取り戻す方が効果的だと。

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NHKオンデマンドの商況

日経7/5朝刊6面より、NHKオンデマンドの商況。

  • 2008年12月開始
  • 加入者はPC向けで約10万人
  • うち1本300円程度の料金を支払って番組配信を受けている有料会員は約2割

NHKサイドとしては、有料会員が30万人いないと採算ラインに乗らないということです。採算ラインから見ると、15倍くらいの開きがある。

ただ、採算ラインを下げる努力と、プロモーションの工夫をすればもうちょっとなんとかなりそうな気がする。結構ネット上をうろついていても、NHKオンデマンドのプロモーションには出会ったことがない。

と、思って、今しがた、Yahoo!TVで番組表を見ていたら、NHKオンデマンドの動画へのリンクが。マイケルジャクソンの番組らしく、210円で払って見てみました。支払いはYahoo!ウォレットが使えるので、支払いも簡単。ブラウザがIE限定なのは、DRMがらみなんでしょう。

会員登録も支払いも終えてみようかと思うと、すんごく遅い。ほとんど再生できない。私と似たように、Yahoo!からの流入が増えて、インフラに負荷がかかったのか。

 

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株式持ち合い比率

株式持ち合い比率
最近増えてきたとは言うものの、昔はホントひどかった。

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ケータイ利用権という通貨が誕生

携帯で送金できます、NTTドコモが新サービス : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090702-OYT1T00779.htm

相手のケータイ番号を知っているだけで、送金ができる。受け取る人は、通話料金に充てることができる。月2万という上限があるものの、仕組みの上では通貨の代わりになる。

昔は(今もあるかも知れないけど)、雑誌の全員プレゼントでは切手が通貨のように使われていたけど、これからはケータイ料金の移動が通貨の代わりになる。

ドコモとauで相互に送金できたら最強なのにな。auはMUFGだから銀行の壁があるか。

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ブリックス

ブリックス
見事にブリックスが復活している。

資本は固定化してはいない。

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デカップリング

デカップリング
北米のボリュームはでかいもののマクロで見ればリスクは分散出来る。

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「今こそマルクスを読み返す」読みました

読んでみました。本物の資本論を見ても日本語が分けわかんないから。

いわゆる共産主義ではなく、本当のマルクスが言いたかったことが何かということを真摯に読み返している。看板には偽りはない。

そもそもマルクスがドイツ語で書いているのに、一足飛びに共産主義国で本家よりも先に全集が出ていたりと、曲解されるポイントはいっぱいある。政治が絡むから、そこはそうなるわなと。

じゃぁ原点に戻ると、どう言っているかというと、やっぱり歯切れは悪い。経済学と言っても今みたいに、データマイニングをして仮説を検証できるわけでもないので、やぱりぱっとしない。

とはいえ、価値というものに、交換価値と利用価値の二つがあるということはすでに認めている。しかし交換価値の移動を観測手段に使うというところまではいっておらず、「価値には二種類ある」といっているのにとどまっている。さらに利用価値は「質の問題」としてあまり計測対象にはなってはいない。

そして本丸の労働価値説はどうなんだというと、やっぱり労働そのものに価値があるという考え方。ただ、ちょっとだけ経済学っぽいところは、労働力の交換のものが等価であるはず(べき?)なので、労働の価値も同じなのだという考え方らしい。とはいえ説明になってなくて、字面通り読めば労働価値説というのは、誰が何をしても労働量に応じて労働の価値が決まるというものにどうしても読めてしまうし、そう読んでいる人が大半でしょう。

ちなみに労働価値説で商品と「交換」されるのは、労働者の生活費そのもの。じゃぁ生活費はどうなんだというと、「大体生きるのには同じはず」なので、労働の価値は同じになる。「今日はぱぁーっとごちそうを食べよう」とか「便座は暖かい方がいいなぁ」というようなマインドはこの世にはあってはならないこと。

労働価値説が正しいという「前提」から演繹されるからやっぱりいろんな部分で矛盾は出てくる。例えば「流通」という生業には価値がない。労働によって生まれた商品が変わらないのに、価値が増すわけがないと。イマドキの学生なら「同じ物でも必要な人に必要なタイミングで届けることが価値を生む」ということくらいは分かっていますが、それは単なるピンハネで、価値が移動しただけで、社会的富は増えないというのがマルクスの言い分。今でも、「汗水垂らしてモノを作る」以外の生業を「虚業」と切って捨てる人も居ますが、彼らもマルクス的な労働価値説なんでしょう。

恐ろしいことに、マルクス的には投資対象である「設備」は価値を増加させない存在になっている。設備の価値はそのまま製品価格に「シフト」するだけであって、価値を増加させたのはあくまで労働であると。言い道具を高い値で調達してきて、その稼働率を上げて利益を増すということはあり得ないことになる。

この本ではマルクス擁護の立場をとっているので、「あくまで生産条件が同じ場合であるときに労働時間が価値に転換されるだけ」で「それは立場的偏見ではなく資本家の帳簿の通りだ」と言っていますがとんでもない。経営というのは、「生産条件を常に変化させること」です。帳簿が何を指しているか分からないですが、バランスシートの左側をどういじるかという割り算が経営。それがこの本では資本家は「単なる記帳作業」で価値を生むモノではないと言い切っている。

さらに人間が生きる上で必要な交換対象が同じであるはずなのに、労働の価値が違うということは「あってはならない」ので、もし違いがあるとすれば、それは「階級」というものが存在するということであて、「階級闘争」の大義名分となる。時期は違うものの、日本でまともに経済に語り始めた福沢諭吉は労働価値説なんて最初から蹴っていて、「唯学問を勤て物事をよく知る者は貴人となり富人となり,無学なる者は貧人となり下人となるなり。」と言い切っている。

マルクスが言う資本という概念に対して決定的に足りないのは「金銭の時間的価値」という要素でしょう。2億円を投資して3億円を儲けるのは、搾取だと。しかしながら、投資と回収にはタイムラグがある。投資段階でお金をもらえる人は、「今の2億をもらう」ことを選択した人たち。10年後の3億円を選んだ人たちは、今の二億と10年後の3億を交換したということ。この交換という行為が広く継続されると、そこに市場ができ、交換した価格が市場価格になり、より価値を表すのに適した観測手段になる。・・・という当たり前のことがマルクスにはない。

普通に新規事業を考えるときには、いわゆる「ビジネスモデル」を考えます。

  1. 顧客への提供価値
  2. 資源の調達方法
  3. 対価の回収方法

定義としてはこんなところです。1の段階で価値というものは、労働者が決めるモノではなく顧客が決めるというのが大前提です。2の段階でバランスシートの左側を組み合わせるプランを練ります。単なる「記帳作業」ではないです。3の対価の回収方法が一番面倒で、2と3の間にはタイムラグがあることが普通。じゃぁいつになったら投資が回収できるのかという話。預金をしたら元本プラスアルファが帰ってくるのが基本。投資をしたら時間的価値を上乗せして帰ってくるのが基本。

あと、この本ででてくる「労働者」ってすんごい頭悪い前提。自分では何も判断できない。機械の部品のように働くだけ。そりゃぁ価値ないよと。

労働者が奴隷扱いになっているという「前提」もやっぱり納得いかない。奴隷と違って労働者は雇用主を選べる。もちろん雇用主も労働者を選ぶ。決して高くはない採用コストを支払ってなんとかいい人を採用しようと必死。さらに労働者が経営者になるハードルもさほど大きくはない。ポケットマネーだけで会社を大きくするのって希で、直接金融であれ間接金融であれ、ビジネス拡大には外部調達は必要。マルクスはコロンブスよりもだいぶ後に生まれているはずなのに、なんでその仕組みを知らないんだろうと。ゴミみたいな投資案件だらけで、投資家は投資先が無くて苦労している。ちゃんと回収できるビジネスプランが出てきたら喜んで投資家は投資をする。

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労働分配率 最高水準

日経6/25朝刊4面より、雇用情勢について。

  • 4月の毎月勤労統計(確報)より
  • 労働分配率は1-3月期に70%を超え、過去最高水準

ということで、ちょっと前までは、利益が出ていたので、労働分配率は一時的に下がっていましたが、いざ企業業績が悪化すると労働分配率はあっけなく上がる。

労働分配率を旗印に、「賃金を上げろ」という論理を少し前までは振りかざしていた人も、こういう状況になると、労働分配率を物差しには出来なくなる。

「労働分配率向上は譲れない」連合の高木剛会長 - MSN産経ニュース

労働分配率は向上しちゃったよと。

利益はゼロになることはあるけど、人件費はゼロにはならない。人件費は「固定費」なんだから、企業の付加価値と人件費は連動するもんじゃない。労働分配率が一定になると思う方が間違い。

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語録「価値を計測するための金儲け」

これも俺フレームワーク。

時々普通に一緒に仕事をしていても、金儲けに対する否定的な声を聞く。

いいサービスを提供したなら、その価値を計測するためにお金を取るというのが持論。

もともとお金には、

  • 価値を貯める
  • 価値を交換する
  • 価値を計測する

という役割がある。貯めるということだけが目的になるとそれこそ守銭奴なんだけど、最後の「価値の計測」が人生の充実度合いを測るいい方法。

よい商品を作ったなら、それが「どれくらい良い商品なのか」を確認するためにも、値札をつけた方がいい。

すごくおいしいトマトスープを作ったのなら、そのおいしさを確認するために、1000円の値札をつけよう。お客様が1000円払って食べに来てくれたのなら、そのスープには1000円の価値があるということ。500円に値下げしないと売れないということは500円の価値しかないということ。500円の価値しかないスープの材料がもし600円だった場合には、手間暇かけて100円分の価値を壊したということ。

ビジネスが赤字ということは、価値があるものを仕入れてきて、価値を壊して出荷しているということ。さすがにこれは直感的に社会悪だというとは分かる。そして「儲かる」というのは、価値の薄いものを入荷してきて価値を高めて出荷しているという状態。

もちろん、価値の計測にはお金以外の計測方法はなくはない。例えばこんなの。

  • すごく遠くからわざわざ来てくれるほど「いいレストラン」
  • 無料なんだけど止まるとすごく叱られる「なくてはならないWebサイト」

いずれも数字にはしにくくて、比較がしにくいので、他人には説明しにくいけど、事業を進めるうえでは、こういった「お客様の期待」を商品価値として体感するというセンスは必要。

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語録「味覚」

僕がよく言うワード。「味覚」。

あるサービスや商品の良しあしを語る時に、「味覚がある/ない」ということを言う。一消費者としてそのサービスの良しあしを判断できる場合に「味覚がある」という。

「その商品に関しては僕の味覚では分からないので、ターゲットに聞いてみます」見たいに使う。

周囲で「ドコモのケータイかっこいいとは思えないけどなぁ」と言っている奴がいたら「お前の味覚でカワイイかどうかが分かんのか?」と突っ込む。

味覚という切り口は、マーケティングやら戦略やらではなかなか登場しない。「カワイイ」「カッコイイ」プロダクトのことを「消費者ニーズにマッチした」とか回りくどい言い方をしておる。

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強みの発見の仕方

ストレングスファインダーには納得しなかったものの、強みの見つけ方は参考になった。

参考になったのは「習得の速さ」を強みとしている点。

私個人は弱みをカバーするということで、それなりの成長をしてきたのだけれど、ストレングスファインダーの中の人に言わせれば「弱みをカバーすることができるのもあなたの強みなのです」と切り返されることでしょう。

ただ、弱みをカバーするにも、領域によっては向き不向きが「習得速度」で大きく差が出る。

しがたって、強みを発見するには、多少なりとも違うことをやってみて、そこでのキャッチアップ力を見る必要がある。食わず嫌いで苦手だと思っていても、やってみると「あれ?なんでみんなこんなことにそこまで拒否反応を示していたの?」と思うときもある。

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語録「それは人に迷惑をかけてでもやりたいことか?」

ある上司に言われた言葉。

何かを成し遂げようとすると、絶対に不満は出てくる。チームのメンバーには無理をお願いしなくちゃならないこともある。だけど、本当にやった方がいいことであれば、回りに迷惑をかけてでもやった方がいい。

「空気を読む」とは間逆で、マーケットがあって、そこに価値提供ができるのであれば、空気を壊してでもやった方がいいということもある。

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語録「楽しい?便利?」

俺フレームワーク。楽しい/便利。

サービスの価値を語る時には、大概「それは楽しいもの?便利なもの?」という聞き方をしている。

企業向けサービス(特にシステム)ばかりやっていると、便利なものを作るということにゴールを置きがちだけれど、個人向けサービスの場合は「楽しい」という価値もある。というか最終的には個人を満足させなくちゃいけないので、楽しいということがGDPを支える。楽しいものをたくさん生み出す道具は便利でなければならないけど。

例えば、リアルな店舗を作る場合でも、早く買いものが終わるように便利に作るというシナリオもあれば、わざわざ迷いこませるような作り(ドンキやヴィレッジバンガード)にして「楽しい」という価値を提供する店舗もある。

システムやサイトを作る時にも同様で、コンシューマー向けのサービスの場合は、そもそもが暇つぶしだったりするわけで、短時間にことが終えれるというツールじゃない方がいいケースもある。

衣料品だって、「便利」という切り口なら、温度調整のみの機能を追求すればいいのだろうけど、実際には売り上げの大半は「買う」「着る」トータルの「楽しさ」への対価でしょう。

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組み込みソフト市場規模4兆2100億円

日経6/16朝刊11面より、組み込みソフトウェアの業界について。経産省の調べ。

  • 2009年度の見通し
  • 組み込みソフトの開発費の絶対額の合計は4兆2100億円と04年の2倍近くに増加
  • メーカーは69.4%が開発を外注

ちなみにインターネット広告市場は、1兆円もないです(もちろん開発費ではないですが、業界規模として)。そうなると組み込みソフトウェアの業界もなかなかでかいなぁと。

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自治体も時価会計にした方がいいと思う

日経6/17朝刊、千葉首都圏経済面より、千葉市の熊谷市長の話。

弁天地区では整備事業が計画されていましたが、熊谷市長は用地売却を含めた判断を下すとのこと。当然反発もあります。

弁天地区の土地は1994年度に市の外郭団体が11億円で購入。さらに千葉市が今年6月、利息を含めて16億円で外郭団体から買い取った。ただ、経済情勢の悪化で土地価格は下落しており、「今売却したら間違いなく損失がでる」(市企画調整局)など、簡単には売れない。

かんぽの宿の売却とおなじで、売る際に安すぎると売る決断をした人が責められるという構造。しかしながら、ゴミみたいな土地を高値で買ったという判断こそが間違い。1994年度というバブルのピークのときの土地が、なぜ5億円も値上がりしているのかというのもあやしい。

ということで、今安いということは、高値で買ったやつが間違い。そして「売ると損失が出る」というのも判断としては間違い。すでに損失が出ているわけで、ゴミのような土地がゴミ価格の現金に「変化する」というだけのこと。

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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

今度はこの本の中身について。

さほどいい本じゃない感じ。自信はつくけど根拠はない。自己啓発系にありがちな、「自分の肯定」がベースにある。

「弱みの克服よりも強みを伸ばそう」というのが主なテーマ。あとは自分の強みさえ分かればね。。。ということでストレングスファインダーの話に進む。

だけどもだけど。

強みとしたものが社会的価値があるかどうかってところはなんら責任を持ってくれない。それでお金がもらえるかどうかというところも分からない。

ここで出てくる強みというのは、習性というか資質のようなもので、「苦にならずにできること」に近い。もちろん、苦にならない人にうまく分業するチームが出来上がればそれに越したことはない。

当然この本はマーケティングをしているわけではないので、改めて自分の資質とマーケットとを照らし合わせて、競合優位性があるかどうかということを考えてみるのは悪くない。

自分の強みを理解するには、他人をみて「なんでこんな楽しいことができないんだろう」とか「なんでこんなこともできないのか」と思うタイミングが見つけるきっかけになるかも。

  • 事務手続きが得意な人と不得意な人がいる
  • そもそもマニュアルを読むのが好きな人と嫌いな人がいる
  • 時間を守ることができる人とできない人がいる
  • トラブル時こそ燃える人と意気消沈する人がいる
  • 競争を好む人と競争を避けたい人がいる
  • 孤独な作業に没頭できる人と孤独に耐えれない人がいる

なんでも「できる」方がいいに決まっているんだけど、できないことをできるようにするには人生は短すぎる。

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ストレングスファインダー

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」をなぜかAmazonで買っていた(届いて知った)ので、さっそくストレングスファインダーをやってみた。

そして私の結果がこれ。

       

       
自分だけの特長的な資質
       

The Gallup Organizationが長年に渡って実施してきた調査によると、仕事を最も効果的に行うのは、自分の強みと行動を理解している人たちです。 このような人たちは、仕事や家庭生活で日々求められていることをやりこなす戦略的な能力に優れています。

       

自分にどのような知識やスキルがあるかを確かめることによって、基本的な能力はわかりますが、自分の本来の資質に気付き理解することによって、どのような行動を取ることで将来成功を収められられるかがわかります。

       

「自分だけの特長的な資質」のレポートは、あなたのStrengthsFinderの結果に基づき、上位5つの資質を強い順に並べたものです。  全34項目中、これらの資質があなたの強みの上位5つです。

       

「自 分だけの特長的な資質」は、資質を最大限に活かし、将来の成功につなぐ手がかりとなります。 個々の資質に着目したり全体を概観することで、自分にどのような資質があるかをよく把握することができ、さらにそれらを強みとして成長させ、仕事やプライ ベートの両面で一貫してよい結果を得ることができます。

   
 

回復志向

あなたは問題を解決することが大好きです。さらなる困難に遭遇するとうろたえる人もいますが、あなたはそれによって力を与えられます。あなたは症状を分析 し、何が悪いのかを突き止め、解決策を見い出すという挑戦を楽しみます。あなたは現実的な問題を好むかもしれないし、抽象的な問題、あるいは個人的な問題 を好むかもしれません。あなたはこれまでに何度もぶつかって、解決できる自信がある分野の問題を探し求めるかもしれません。あるいは、複雑で馴染みのない 問題に直面したとき、あなたは最もやり甲斐を感じるかもしれません。あなたが実際に何を好むかは、あなたの他の資質や経験によって決まるでしょう。しかし 確実に言えることは、あなたは物事に再び生命を与えることを楽しんでいるということです。底に潜む要因を明らかにし、その要因を根絶し、物事を本来あるべ き輝かしさへ回復することを素晴らしいと感じるのです。もしあなたの介入がなかったら、たとえばこの機械は、この技術は、この人物は、この会社は、機能を 停止してしまった可能性があると本能的に分かっています。あなたがそれを直したのです。それを蘇生させ、活気を取り戻させたのです。あるいは、あなたらし い表現で言えば、あなたはそれを救ったのです。

分析思考 

分析思考という資質を持つあなたは、他の人に「証明しなさい。あなたの主張がなぜ正しいのか示しなさい」と強く要求します。このような詰 問を受けると、自分の素晴らしい理論がもろくも崩れ落ちるのを感じる人もいます。これがまさしく、あなたの意図するところです。あなたは必ずしも他人のア イデアを壊したいわけではないのですが、彼らの理論が堅固であることを強く求めます。あなたは自分自身を、客観的で公平であると考えています。あなたは データを好みます。データは人々の考えに左右されず、ありのままだからです。あなたはデータを見ると、パターンと関連性を捜し出します。一定のパターンが 互いにどのように影響するのか、どのように結びつくのか、結果はどのようなものかを理解しようとします。そしてその結果が、提示されている理論や目の前の 状況にふさわしいかどうかを知ろうとします。これがあなたのやり方です。あなたはこれらの点を一つずつ明らかにして、根本的な理由を探し当てます。人はあ なたのことを論理的で厳格であると見ます。その人達は、いつかあなたのところにやって来て、誰か他の人の「非現実的な考え」あるいは「整理されていない考 え」を話し、あなたの研ぎ澄まされた思考から見た考えを聞くでしょう。あなたの分析結果を伝える時、できれば決して厳し過ぎないようにしましょう。さもな いと、その「非現実的な考え」が彼ら自身の考えである場合、その人はあなたをわざと避けるようになります。

学習欲

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなた はいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備え た状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し 練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習 ――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶこと が求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」とい う資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではあり ません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。

着想

あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは 複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような 考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるので す。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それを ひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような 着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だか らです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的 とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実な のは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。

収集心

あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるい は形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるので す。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。世界は限りなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です。もしあな たが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。もし旅行が好きだと したら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。これらは手に入れた後、保管しておくことができます。なぜそ れらは保管する価値があるのでしょうか? 保管する時点では、何時または何故あなたがそれらを必要とするかを正確に言うのは難しい場合が多いでしょう。で も、それがいつか役に立つようになるかどうか誰が知っているでしょう。あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。で すから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。そしておそら くある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。

改めて整理してくれるというのはありがたい。ただ、この本でいう「強み」というのがどうもしっくりこない。確かに人に比べて学習欲が高いと言うのは一面ではイイこともあるかもしれないけど、それが「価値」に転換されるのはあと何段階も存在する。

上位五つの中に、対人に関する強みが一つもないというのは、自覚していたけど非常に残念。向き不向きはあるとはいうものの、効用が価値ということが分かってしまった近代においては、他人さまへのアンテナが低いというのは生きる上で不利。

 
   

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「できる社員はやり過ごす」を読みました

タイトルは浅い感じだけど、中身は割とまじめな経営の本。HACK集でもない。

そもそも「やり過ごし」という言葉の定義が分からない人もいると思うのだけれど、「会社の中でやることになっていたけど放置すること」とでもいえばイイでしょうか。とはいえうまくは定義できない。「拒否」という判断が加わっているわけでもない。うまいこと言えば「優先度を下げている」という状態。それも合意の場があるわけでもない。

タイトルでは「できる社員は」と書いているけど、実際には「できる会社はやり過ごす能力のある社員が居る」ということです。

会社の中では、「やるべきこと」がたんまりあって、とても全部はやってられない。スタッフがやれと言っていても、現場では優先度が下げられることもある。議論して優先度をコントロールするというのもできればいいのだけれど、重要度・緊急度という判断は、割とウェットなので、「やり過ごす」というのがしっくりくるケースもある。

途中からはこの本はもっともっとウェットな経営学になる。有名な話だと、ホンダの北米戦略の話。後付けでコンサルティング会社がホンダの戦略を首尾一貫したものとして褒め称えていたけど、実際にはもっと行き当たりばったりで、最初にやりたかったこととも違えば、そもそも戦略らしいものがなかった。ただマネージャークラスが北米の市場を体で勉強しに行こうとしていたというところは確か。

これが「何なのか」というと「投資でも所有でも管理でもない」とラベリングしている。学習に奔走しながら目標を定めていくというスタイル。

社会心理学者のカール・ワイクの逸話も紹介。

  • ハンガリーの軍事演習の話
  • アルプス山脈の雪山で遭難
  • ただし隊員の一人がポケットから地図を出した
  • 地図のおかげで冷静になれた
  • テントを張って吹雪をしのぎ、位置を確認しながら下山できた
  • 帰ってきて地図をみると、それはアルプス山脈ではなくピレネー山脈の地図だった

つまり、戦略の精度ではなく戦略があるということそのものが重要だということ。

豊田喜一郎がたてた「3年以内に米国の生産性に追いつく」という目標も、根拠がないがとても重要だった。

最後にこの本の締めくくりは「未来傾斜」ということ。経済学的には人というのは、未来の満足よりも今の満足を優先させる。それがなぜかという説明はなく、部分的な「実験」では行われている。しかし著者は未来を割り引くという考え方は「数式が収束しやすいから」という理由で選ばれているだけではないか?と疑問を呈している。未来が割り引かれないと学問として収まらない。だけど実際には人が動くインセンティブというのは、開かれた未来なのではないかと。

例えば貯金という考えかた。日本人の貯金好きはしらているけど、これは未来を割り引くという考え方からは「非合理的」になる。人として非合理的なのではなく、あくまで経済学の観点からみた場合。

投資をするのは、回収するためなのか、それとも投資そのものが「未来をつくる」ということにつながっていると感じ取れるからなのか。意外と後者の意味合いで、仕事をしたり勉強したりするメンタリティはあるかもしれない。

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お米を作らないとお金がもらえる国

日経6/12朝刊5面より。日本の農業政策について。

  • 政府が米粉や飼料用のコメの増産に力を入れ始めた
  • 作付面積10アール当たり5万5000円を補助
  • 補助金で転作を促す

食用のコメは、輸出するわけでもなく、日本国民の人口が増えるわけでもないので、ほぼ輸入に頼っている飼料を国内で生産するということは意味がある。

しかしながらちぐはぐな政策も。

ところが一方で08年度第二次補正予算では自民党農林族に押し切られる形で、減反に協力する農家に主食用の作付面積に応じて10アール当たり三千円を交付することにした。

転作に比べる減反補助はずっと額は少ないものの、「作らない農家の維持」「供給を絞ることでの高値維持」というメッセージは充分です。

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カズがワールドカップを語るとこうなる

日経6/12朝刊スポーツ面より、カズのコラム。当然今回の日本のワールドカップ出場について書いている。

「出るだけではもう満足できない」との声もあるけど、僕は選手として、予選の大変さを知っている。2年や4年に一度しか行かない場所に慣れるも何もない。

それもそうだ。選手もずっと入れ換わるわけだし。テレビで観ている方は慣れるけど。

4度連続でも、予選突破はそのたびに夢の達成なんだ。どの国もW杯を夢見て必死で出てくる。

それもそうだ。そして、カズの言う「夢」はもっと広かった。次の文章を見たときに僕は鳥肌が立った。

そのW杯のピッチに立つ権利が日本でサッカーをする選手全員に与えられた。社会人やJ2の選手、もしかしたら中学生がつかむかもしれない。そんな夢をこれから1年、日本中のみんなが持てる。選手にとってとてもうれしいことだし、ありがたいね。

その発想はなかった。でもその通り。可能性否定するロジックはない。今の日本代表選手が1年後もおなじメンバーであるということを保証するものもない。みんな必死で夢を追いかけている。

W杯の出場国の国籍を持っているということとは、それだけで大きなチャンスをもらっているということ。確実に夢に近付いている。

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