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ユニバーサルサービスは公平か?

郵政民営化で「ユニバーサルサービス」が話題になっています。本来は、地域だけではなく老若男女・ハンディキャップ有無を含めて「ユニバーサル」なのですが、郵政に関してのユニバーサルサービスは「田舎にも郵便局を」というお題目で言われているようです。

今の日経の一面で「郵便局」というずばりそのままの連載があって、結論は「今の郵便局は非効率」です。データも揃っており、いかに郵便局の局舎が「数だけは多いけどでたらめな場所に建てられているか」ということが分かります。「どこでもいいから郵便局作りたい」という願いのはけ口が「ユニバーサルサービス」という言葉に置き換わり、「ニーズのないサービス」を野放しにしてしまうのでしょう。

ちなみに郵便局ってコンビニの数といい勝負しているのですが、通勤や通学の途中にほとんど引っかかることありません。必要な場所に建てられていないからです。郵便局とローソンが提携していますが、「場所が命」のコンビニと「まず場所が変わることのない郵便局」とはそりが合わないようです。

ユニバーサルサービスの話に戻ります。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/47/naruhodo143.htm

ユニバーサルサービスとは、たとえ山間地や離島でも、日本国内なら同一の料金体系でサービスを提供することだ。郵便は通信などと並んで国民生活に欠かせないサービスのため、郵便法第一条は「なるべく安い料金で、あまねく公平に提供する」と明記している。

「あまねく公平」にしなくちゃいけないから、民間には任せられないという論調がありますが、宅急便や佐川急便なら相当田舎でもOKです。私の実家もかなりの田舎(ケータイ電場が届かないクラス)ですが、わざわざ集荷にも着てくれます。

田舎は交通の便は悪いため、運送コストはかさみますが、地価は安いです。それぞれの土地のメリットデメリットがあって、それはその人達の価値観に応じて住んでいます。地元に大学がなければ大学の近くに住むだけですし、就職先がなければ、就職先を求めて都心に住むのでしょう。逆に漁師になりたければ、海の近くにすまなくちゃいけません。住む場所に応じて、その人が受けることのできるサービスは全く違います。デメリットだけを公的機関が補填するというのは、かえってバランスを崩しています。

公務員の給料や大企業の給料でも地域格差が問題になりますね。同じ給料でも住む場所によってその価値は違うので、むしろ不公平になる。金額を揃えるだけで「公平」とは言えないです。

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