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テラヘルツ

日経11/29朝刊23面、「特殊な光で不審物検査」。

  • 理化学研究所と科学警察研究所の成果
  • テラヘルツ帯の電磁波を封筒などの郵便物に当て、内部に麻薬や爆発物がないかどうかを調べる
  • 薬物の種類によって光の吸収の仕方が異なる原理を利用
  • テラヘルツ光は電子部品の品質検査などにも応用可能

テラヘルツ帯は衛星放送などのいわゆる「電波」と赤外線の「光」との中間くらいの帯域です。「科学警察研究所」って名前がかっこいい。

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おコメ市場

日経11/29朝刊15面

  • 米は市場規模が二兆円強でありながら企業の自由な活動ができなかったが変わってきた
  • 三井化学の「みつひかり2003」は単位面積収穫量がコシヒカリより4-5割も多い
  • みつひかりの兄弟品種を含む今年の収穫量は5000トン
  • 2003年1月時点での稲作農業生産法人数は1514社で95年に比べ、ほぼ倍増

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おれおれ詐欺の強い味方

日経11/28朝刊39面より。『富山地裁「相手はカタカナ、不詳はダメ」』


  • おれおれ詐欺で100万円の被害にあった人が提訴した
  • 提訴の相手は振込み先の名義人
  • 名義人がカタカナで住所も不定であるため富山地裁は訴状を却下
  • 「地裁が銀行に照会してほしい」との要望にも応えず
  • 被害者側弁護士が銀行に問い合わせても、守秘義務を銀行は情報を出さない

東京地裁では地裁が住所を特定するということはやっていたみたいですが、富山地裁は知らんぷりのようです。そもそも銀行口座はマネーロンダリングに悪用されないように、完全な匿名性があってはならないのですが、どうも富山地裁は、「悪者の匿名性」に対して過保護です。

プリペイド形式の携帯電話の購入の際に「本人確認を徹底する」というくらい、匿名性を排除しようと努力している中、裁判所が詐欺師の匿名性を保護していたのでは、努力がみのりません。

おれおれ詐欺(なりすまし詐欺と言われ始めていますが)は年間100億円を超える被害です。しかも富山では匿名性が守られるという裁判所のお墨付きが得られています。「100億円市場で富山では裁判所の保護つき」というメッセージを詐欺師に与え続けていることになります。

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NintendoDSを見てきた

NintendoDSのサンプルをトイザらスで見てきました(発売はまだ)。

娘(5歳)が早速試しに使っていました。

タッチパネルというUIに関して

  • まずどこをペンタッチしていいか分からない
  • 迂闊にペンタッチすると「電源を切りますか?」というダイアログが出る
  • ゲームはひらがなが多いのに肝心なダイアログは漢字なのでとりあえず「はい」を押しちゃう
  • なかなかナビゲーションが進まない
  • ボタンでナビゲートすべきかタッチでナビゲートするのか分からない

という形でクリクリ触っていくうちに使えるというわけではなさそうです。PCやポケピは使えてたんですけどねぇ。

二画面ということに関して

  • やっぱりタッチする方の画面しか見ない
  • 液晶がそんなに明るくないので、上の液晶がちょっと傾いているだけで見えづらい

考えてみれば中くらいの品質の液晶って「よほど正面から見ないといけない」ものなのにも関わらず、二画面のうちどっちかは真正面じゃないんです。

ということで「夢のような新ゲーム機」を期待しちゃっていたのですが、入出力ともにぼやけちゃった感じです。十字キー+ABボタンがいかに優れていたかということが改めてわかります。

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ヒットの舞台裏「生ゴミ処理機」

日経11/27朝刊31面、「ヒットの舞台裏」より、松下電器の生ゴミ処理機「リサイクラーMS-N21」。

  • 生ゴミ処理機の販売台数は2000年をピークに2003年には半減
  • マーケティング調査から明らかになったのは、現在の商品の機能の過剰
  • 既存製品の最大処理能力は2.2Kgだが4-5人の家族が1日で出す生ゴミの量は平均400g
  • 処理能力を30%落す代わりに設置面積を36%縮小。価格も既存製品の半額程度
  • 松下の生ゴミ処理機の販売台数は前年同期比3倍近くに押し上げた

技術指向が過剰になるとどうしてもオーバースペックになりがちです。また一度実装した機能を減らすための意思決定というのはなかなか企業内では行なわれません。

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アルプス電気社長インタビュー

日経11/26朝刊17面、アルプス電気片岡社長インタビュー。

2006年から外国企業も株式交換による日本企業の買収が可能になる。アルプス電気は買収されやすい企業の常連となっている。

  • 札束にものを言わせて買収し、資産を切り売りしておうけようという印象も一部にはある
  • トヨタやホンダは単独でもつよいじゃないか
  • 買収への対策の一つは時価総額を上げること。IR活動を強化したい

一貫してM&Aに否定的です。買収価格が低く、資産を切り売りされた方が「まだ高い」というのなら、「ビジネス続ける価値はない」とみなされているということでしょう。せめて資産の価値よりも企業の価値を高めるという当たり前のことをやらないと、資本はより効率の良いところに流れてしまうというのは当然です。

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HDシェア1位

11/22の日経朝刊に昭和電工社長のインタビューが載っていました。知らなかったのですが、HDでシェア1位になってたんですね。台湾のHD企業を子会社化したようです。

http://www.sdk.co.jp/contents/news/news04/04-11-11.htm

確かに、PC以外でのHDってiPod以降、アリになっているので、需要は望みがあるかも知れないですね。

個人的にはHDみたいな壊れやすいものを携帯するのもいやだし、電源をガンガン切れる家電に搭載するのも「不安」だったので私は「まだ」PC以外のHDには触れてないのです。

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郵政公社は個人商店以下

日経11/23朝刊5面、郵政民営化システム検討会議の加藤寛座長(千葉商科大学長)の記者会見でのセリフ。

  • 郵政公社は複式簿記ではなく単式簿記
  • これを理由に「2007年4月の分社化は困難」と公社側は主張
  • 加藤氏は「複式簿記の勉強は2、3ヶ月もあればできる」と痛烈に皮肉

郵政公社が複式簿記ではないというのはちょっとびっくりしました。「個人商店以下」は半分は事実で、半分は挑発でしょう。

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ニラックス

すかいらーくの100%子会社でニラックスという企業があります。
http://www.nilax.co.jp/index.html

ブッフェレストランやフードコートを業態としているようです。100%子会社になったのは、2004年になってからでそれまでは新日鐵も出資していたようです。

外食産業は今一息ついていますが、「まだ」望みのある内需関連業界であることは確かなので、要チェックです。

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服の販促会

日経11/22朝刊17面、山本寛斎氏インタビュー。過去の失敗を振り返って。

私にとってショーは自由な自己表現の場だ。 (中略) 服の販促会というビジネスの場なのに、その意識はゼロだった。

素人目から見てもファッションショーがなんなのか良く分からかったのです。「服の販促会」で間違ってなかったんですね。

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ピープルオラクル買収拒否

日経11/22朝刊7面より

  • ピープルがオラクルの買収を拒否した
  • 株主の6割は買収に応じているがピープルの取締役は拒否
  • 理由は「価格が低い」から
  • 声明文では「1株24ドルのTOB価格は同社が独自に算出した2005年12月通期の利益予想を基準にすると低い」

声明文がちょっと変ですね。ピープルが独自に算出した利益予想が本当に市場に受け入れられているのなら、既に株価はそれを織り込んで高くなっているはず。でも株主の6割は24ドルで売るほうがリターンは大きいという判断をしている。

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キャノン国内生産1/4無人化

日経11/22朝刊1面より

  • キャノンが2007年までに国内生産額(約1兆円)の25%に相当する組立工程を無人化
  • 2007年には280億円のコスト削減を見込んでいる
  • 合理化対象の組立工は5000人
  • 売上高も現在の1.5倍を計画

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富士写真国内工場1000億円投資

日経11/21朝刊5面より

  • 富士写真フィルムが偏向版フィルムの新工場を建設
  • 熊本県
  • 1000億円の投資
  • 富士写真フィルムの偏向板用フィルムのシェアは8割
  • 開発と生産の意思疎通を蜜にするため、海外ではなく日本での工場にした

投資先がちゃんとあるというのはいいことです。しかも日本。エエ話です。

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流通向けネット受発注企画

日経11/21朝刊3面より。

  • 経済産業省が小売店と卸売業者を結ぶ受発注システムの新企画を作成した
  • 採用するとデータのやり取りをする速度が現在の数百倍になり、効率のより物流体制を組める
  • まずイオンが採用する方針
  • XMLを採用
  • 現在は小売店ごとに書式が異なるため、卸売業者は取引先ごとに複数のシステムを構築する必要があった

要点をまとめると以上ですが、ちょっと怪しいポイントがあります。「やり取りをする速度が数百倍」ってところです。別にXMLを使ったからといって、通信速度が速くなるわけじゃない。ましてや業務に影響を与えるほどの効果があるかどうかは疑問。

また現在は小売店ごとに書式が異なるというのがシステムの負荷になっているのかもしれませんが、しばらくは卸売り業者は、イオンと別の小売りとで別々のシステムを持たなくちゃいけない。また、経済産業省は規格を作ってオープンにはしているけど、ソフトウェア自体を公開しているわけではなさそう(記事から見ると)。そうなると、小売りはこのXML規格を採用するには、やっぱり投資が必要。

ということで、「言葉を揃える」ために「今の言葉を捨てる」ということは、ものすごくパワーがかかる割には、すぐに効果は出ません。

ちなみに私達日本人は、漢字とひらながとカタカナのいずれも捨てることができていない。機能としてダブりまくりだし、教育期間が長すぎだし、デジタル化の面でも不便なことが多いです。でも変えることができていない。

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オラクル、ピープル買収濃厚

日経11/21朝刊1面、4面より

  • オラクルがピープルをTOBで買収しそう
  • 既にピープル株主から6割超の売却の申し出を受けた
  • 全株式を取得した場合の買収総額は約9400億円
  • ピープルがポイズンピルを発動するかどうかがポイント

「ポイズンピル」というのは毒薬という意味で、買収してもうまみがなくなるような仕組みを買収される側の経営者が講じる策のことです。具体的には、買収されそうになると新株を発行して、買収した側の株式を「薄める」ことで嫌がらせをするというわけです。

もちろん「いやがらせ」の対象は、ピープル株を持っている株主にも及ぶので、やりすぎると株主からも叱られちゃいます。

ERPのシェアも4面に載っていました。世界市場のシェアで、SAP61%、Oracle14%、People14%、Siebel11%という割合だそうです。2003年度の推定市場規模は110億ドルです。買収すると単純に売上が加算されて、競合が一つ減ります。うまい話です。

それにしてもSAPのシェアがすごい。SAPのシェアもすごいが、小さなベンダーがほとんどいないというのもすごい。いかにパッケージが寡占化しやすいかということをあらわしているのでしょう。つまり「どれだっていい」ということであって、自力で1から開発することに比べれば、パッケージを「そのまま」使用するということが、コスト効果が大きいということなのでしょう。

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ヤマダ電機のPCシェア

日経11/19朝刊9面より。

  • ヤマダ電機のPC販売台数は年間120万台
  • 国内市場全体の1割
  • 店頭販売に限れば二割を占める

すごいシェア。

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女性誌全品通販

日経11/18朝刊35面より

  • ヤマト運輸子会社のドリームクリエイトが雑誌に掲載された全ての商品を通信販売する
  • 物流はヤマトの宅配便を活用する
  • 「Ray」1月号からサービスを始める
  • 一冊に掲載される商品の総数は約6000点。全て通販対象にする
  • Webサイトから発注する。欲しい商品の掲載ページがキー
  • 手数料は商品価格が1万円未満の場合で3150円
  • 「Ray」の読者は全国に30万人いるが東京在住は1割
  • ドリームクリエイトは手数料収入でまず年間1億円を目指す

このサービスイイですね。あまりに通販に特化した本だと、「売れ残り」ばかりが掲載されちゃって、「読者から見て目新しいもの」が載らない。女性誌は本そのものを売っているだけあって、読者から見て「新鮮な情報」があります。そこから購入への導線がいままで希薄だったことに逆に驚きます。

既にサイトがありますね。
http://www.dreamcreate.jp/
通販とは言わずに「お買い物代行サービス」って言ってる。やさしい感じがしますね。

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iTunes Music Store

米アップル、日本で音楽配信・来春メドに10万曲
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20041118AT1D1704R17112004.html

日本の音楽市場の特徴としては、
・ケータイ音楽配信が進んでいる
・ドサクサにまぎれて、レンタルCDから「破格」でコピーできる
という二点により、PCによる音楽配信が顧客にサプライズを与えにくくなっています。

・ケータイよりも面倒で
・レンタルよりも高い
というのではなかなか普及しません。

ただし、
・レンタルよりも簡単で
・ケータイよりも安い
という風に見せることもできるので、PCの音楽配信は今後もマークします。

国内の主なインターネット音楽配信サービス(日経2004.11.18)

事業者名サイト名楽曲数一曲あたりの価格
ミュージック・シーオー・ジェーピーミュージック・シーオー・ジェーピー約8500105円~840円。中心価格は210円
レーベルゲートMora約8万158円~368円
エキサイトエキサイトミュージックストア約5万新譜270円~、旧譜158円
NTTコミュニケーションズOCNミュージックストア約8万158円~367円
有線ブロードバンドネットワークスOngen約2万105円~270円
マイクロソフトMSNミュージック約5万158円~367円
KDDI着うたフル6サイト約1万曲300円程度
オリコン・デジタル・ディストリビューションオリコンスタイル約7万平均価格が210円
アップルコンピュータiチューンズ・ミュージックストア約10万以上調整中。米国99セント、欧州0.99ユーロ

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ヒルマン監督語録

日経11/18朝刊41面スポーツ欄より

ヒルマン監督がダルビッシュに送った手紙

あなたの投球にほれこんだ。北海道で一緒に歴史をつくろう。

高校生がこんなん言われたらたまらん。でもどんな組織であれ、新入社員に対してはこれくらい言わないといけないのかもしれない。

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ライブドア買収ネタ

ライブドアが今度は競馬に経営参画するようです。リンクが一番まとまっているのは、このサイト。
http://s03.2log.net/home/kensukejan/archives/blog134.html

単に、社長ご乱心と捕らえる向きもあるかもしれませんが、考えようによってはアリです。

「経営参画」だけではどうなるのか分かりませんが、株式会社の形になっていて、その株を持つことでの「実質的支配」なのであれば、魅力的かもしれません。

一般に企業を買収するには以下のメリットがあります。


  1. 自力で会社を作るまでの時間の節約
  2. 顧客がそのまま引き継げる(マーケティングコストの節約)
  3. ブランド名がそのままもらえる(2と同様かも)
  4. 免許がそのままもらえる
  5. 特許がもらえる

そしてこれらの価値は普通は資産扱いにはなりません。したがって、普通は企業の時価総額は、簿価を上回るのが普通です。「免許が無料」というおいしい話はありませんからね。買収したタイミングでそれらは資産扱いになって「のれん代」という資産じみたものを償却しなくちゃいけません。

でもライブドアの買収ケースを見ると、時価総額が簿価を下回るようなケースも多いのです(いつぞやの日経、3週間前くらいに載ってた)。例えばライブドアは証券会社を安くで買収し、ポータルと証券を連動させることに成功しています。簿価を下回る買収をしているので「逆のれん代」が発生して、いきなり利益が出ています。

そして、「取りにくい免許がありながら安くで売りに出されるもの」があれば買収対象としてかなり魅力的なはずです。その一例がこの「ギャンブルの民営化」でしょう。

「生かされてない特許」「生かされてない免許」があったら、その会社ごと買っちゃうことで、「死んだ資産」を「生きた資産」に変えることは可能です。

ライブドアのすごいところは、ライブドアというプロバイダを買収して、その知名度を利用して自社をライブドアという社名にしてしまったというところでしょう。「のれん」の価値を良く分かっているという点が、侮れないなぁって思ってます。

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書籍ビジネス最前線

日経11/11朝刊15面「書籍ビジネス最前線」より。


  • 一般に書籍の返品率は36~40%
  • アマゾンは1ケタ台に抑えている
  • ハリー・ポッターは発売日当日配送をうたって予約で8万8千冊を販売
  • アマゾンの年間購入者は380万人に達している
  • 2003年のオンライン書店の市場規模は330億円と3年前に比べて5倍近く
  • 書籍市場全体ではまだ3-4%

記事の内容は、「すごく伸びているけどリアル書店もネット書店もまだまだ厳しそう」というトーンです。

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マイスター制度

日経11/11夕刊17面より


  • 年初にドイツのマイスター制度が改革された
  • マイスターが必須の手工業の種類が94から41に削減
  • 美容師はマイスターが必要だがマイスター取得にかかる期間が7年から4年に短縮
  • このため美容院の価格破壊が起こっている

美容院の話題はいいとして、驚いたのは、「マイスター」が単なる「規制」になっていたという点。日本で「ものづくりの復権」を謳う際に「ドイツのマイスターのように...」と引き合いに出されることが多かったのだけれど、ドイツ本国では見直しされている。素人目に見ても単なる参入障壁に見える。

しかし美容師の7年修行はないなぁ。どんな髪の毛やねん。

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電子投票

11月2日の大統領選挙で電子投票が行なわれました。反対派がいて、電子投票でいんちきがあった言っているようです。

http://www.tanakanews.com/e1107bush.htm

すごいのはこれ、

投票機による不正を監視している組織には「ケリーの方をタッチしたが、次の確認画面で『ブッシュで良いですね』という表示が出て驚いた。そそっかしい人は騙されてしまうだろう」「何度ケリーを押しても確認画面でブッシュが出てきた」「確認画面が出ないまま終わってしまった」といった有権者の体験記が寄せられている。

不正を作りこむならそんなことしないって。

大概は言いがかりなんでしょうけど、困ったのはこんな言いがかりでも「言ったもん勝ち」になってしまうというところ。選挙は疑われたらおしまいです。正しいシステムを作るのと、疑われないシステムを作るこは別の要求仕様です。

疑われないというニーズに応えるには、紙は割とよくできた「UI」かつ「通信プロトコル」かつ「データストア」だと思います。単に集計を省力化したいだけなのなら、マークシートくらいが一番投資効率がいいような気がします。

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藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」を読んでいます。

金融工学をサラーッとなめては居ますが、わかりやすくはないです。

そんな中で面白かったところ「金利は消費者物価と比較するのではなく、土地と比較しろ」という点です。金利が高い低いというのは、「インフレ度合」と比較をするのですが、インフレが指している物価って、消費者物価だったりします。でも、金利と比較されるべきものって、預金や債券と同じく「保有価値」のあるモノでなくてはならないから、土地なんかが比較の対象にならなくちゃいけない。バブルの頃って、消費者物価自体は上がってなかったんです。だからあまりインフレには見えなかった。でも、土地だけはめちゃくちゃ値上がりしていたから、土地と比較すると金利は事実上のマイナス。少々金利があがっても対して「引き締め」にはならない。

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地元への便宜

日経11/6朝刊35面より。ムネオ被告の判決がでました。その中でのムネオさんの話。

「賄賂など個人的な利益は一切、図っていない。地元からの陳情があれば一生懸命に尽力するのは立法府にいるものの務めだ。地元に利益誘導できない政治家に日本の利益誘導ができるのか」

どうやら本気で「いいことをしている」と思っているようですね。彼がなぜ叱られているかというと、「地元に工事を流すためなら、国益に反することでもやっちゃう」からなんだと思います。地元の業者にはさぞかし喜ばれて、さらにその喜びが自分の票につながるという点で、「閉じた世界」で彼はハッピーになれたんだと思います。一方の彼にとっての「外の世界」である国は、これといって選挙運動をしてくれるわけでもなく、都市部の納税者がムネオ被告にものすごくクレームをつけるわけでもないので、なかなかその課題感はわかない。

「熊しか通らない道路」ってちょろっと言われると、まるで壊れたかのように怒りだすというシーンもありました。彼にとって道路は、「工事業者のためのもの」であって「通行人のためのもの」ではないからでしょう。「こんなに地元のためにやっているのに何が問題なんだ!」という気持ちなんでしょう。

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日テレ管理ポストへ

日本テレビが管理ポストに入りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041105-00000128-mai-soci

理由は有価証券報告書の虚偽記載。読売が持っている株をあたかもナベツネさんが持っているかのように書いていたということみたい。

西武につづいて読売も財務に関して不透明な印象を与える事件です。やっぱり新球団に対して「財務の健全性」を求めるのは、恥ずかしい話でしょう。

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なぜ手ぶれが起きるのか?

Panasonicのデジカメは「手ぶれ防止」をエラク押しています。

そもそも手ぶれが起きるのは、シャッタースピードが遅いからです。なぜシャッタースピードが遅くなるかというと、暗いからです。なぜ暗いかというと、「レンズが暗い」「感度が弱い」のいずれかです。

銀塩フィルムカメラの頃には、フィルムの感度を上げることで手ブレを防ごうという「気合」がありました。知らん間に、ISO感度の標準は100から400になっていました。

ところがデジカメは一行に「感度を上げよう」という気合がない。何かというと「画素数」ばかりにこだわっている。

Panasonicのサイトで「手ぶれ防止」カメラのスペックを見てみると...
http://panasonic.jp/dc/fx7_2/spec.html

ISO感度 オート/ 80 / 100 / 200 / 400

感度は比較的暗い方です。感度を上げた上で、手ぶれ防止をやってもらいたいもんです。

http://nikkeibp.weblogs.jp/rakuten/2004/09/post_3.html

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ファミリーマート、看板に白色LED

日経11/3朝刊10面より

  • ファミリーマートが看板に白色LEDを採用する
  • 消費電力は3割減
  • 現在の蛍光灯は年一回の交換だが、LEDは5年に一回の交換

消費電力を下げることで、「CO2排出量削減」の効果を謳っています。でも本格的に白色LEDが普及すると、「交換頻度が少ない」というメリットが効いて来るでしょう。5年に一回となるとこれ以上頑張る必要ありません。建物の修繕のサイクルと同じになります。壁を塗りなおすついでくらいに照明を交換すればいいでしょう。

私の今のマンション(250世帯)も、「毎日どこかの」蛍光灯が切れています。LEDにすることで、交換のコストはぐっと下がるはず。

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日本ユニシス、IYバンクの基幹システム受注

日本ユニシス、IYバンクの基幹システム受注
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20041102AT1D0204G02112004.html

IYバンクの基幹システムがWindowsベースになります。

OSがWindowsということで不安に思う向きもあるでしょうが、それなりに手間ひまかけて面倒見れば、ちゃんと稼動はするでしょう。

マシンの管理という面では、劇的にハードウェア保守コストが下がらない限り、あまりコスト削減には寄与しません。1人が0.5人になっても、人件費はあまり変わりません。

今回のIT投資で効いて来るのは「パッケージを使用している」という点でしょう。詳細は分からないのですが、銀行のビジネススールって、「世間で決められているもの」であって、銀行ごとに独自のものであってはなりません。同じビジネスルールを別々の銀行が別々に開発するのは非合理的です。

特にアイワイバンクは、決済に特化した銀行ですから、富裕層顧客の顧客管理を独自に構築する必要もないでしょう。パッケージを選んで正解だと思います。

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三菱自動車に修理の予約

三菱自動車に修理の予約をしました。わざわざ「無償修理作業のお願い」のレターが届いたので、予約をしました。

電話をしてみました。

「かなり予約がいっぱいです。」
「日曜日は?」
「各週で休みです」
「祝日は?」
「祝日はやってません」

とにかく予約させまいとしています。できる日をいつまで経って提示してくれないのです。たぶん修理作業担当本人が予約受け付けもしているので、てんぱってるんでしょう。個人としては共感しますが、組織としてはグダグダです。

「年内はちょっとぉ」みたいなトーンで、逃げよう逃げようとするので、
「土曜もしくは日曜で最も早く修理ができる日を教えてください」
って言って初めて、日と時間を提示してくれた。一ヵ月後だけど仕方がない。

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まだまだグリーンスパン

グリーンスパンの発言は曖昧です。本人が「建設的な曖昧さ」と呼ぶように、意図的なものです。

「後で責任を問われないよう逃げ道を作っておく」というのも社会人としての一つの理由かも知れませんが、もっと大事な理由があります。それが「流動性」です。

「流動性」とは「売る人がいれば買う人もいる」「ゲームに参加するのもゲームから降りるのも自由」な状態だと言えるでしょう。

したがって、中央銀行の発言を聞いて、「買いだ」と思う人と「売りだ」と思う人の両方が居てほしい。そうなれば大成功。それが実現できがのがグリーンスパン。ワーッショイ。ワーッショイ。

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光文社ペーパーバックスでヒット連発

日経11/1朝刊17面より

 活字離れ、新古書店の拡大、蔵書意欲の減退――。出版販売額の低迷として挙がる理由を「編集者の言い訳にすぎない」と一刀両断する人がいる。光文社(東京・文京)の山田順さん(51)。
  • 帯は過剰包装なのでなし
  • 紙は原則再生紙
  • 横書き&英語交じり
  • 価格は1000円を切る

どれも「今のご時世を考えればあたりまえ」のことなのですが、なかなか既成概念にとらわれて、できなかったことでした。

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オシム監督語録

日経11/1スポーツ面より

「3点目を取りにいって失点すれば3点目をとりにいったからだ、2点を守ろうとして失点すれば、3点目をとりにいかなかったからだと君らは言う。記者は常に正しく悪いのは監督なのだ」

G大阪と市原が2-2で引き分けた後のオシム監督インタビュー。

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