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経営者の道義的責任とは

日経12/22朝刊19面、大機小機より。

株式会社は全ての株主の有限責任を特徴としている。有限責任だからこそ多くの人々の資金を会社に集結できる。それだけではない。株式会社は個人会社には到底出来ないほどの大きなリスクを負うことができる。このようなリスクを負う人々がいるから資本主義経済は発達する。

この記事ではダイエー創業者の中内氏にたいして、経営責任を取らせすぎているんじゃないかというトーンで批判しています。いくらがんばって創業しても経営者として(株主としてではなく)あとで全ての責任を負わされるのであれば、経営と保有を分離する意味がありません。

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ウィンドウズ、公的取引所で採用

日経12/22朝刊13面、ウィンドウズ、公的取引所で初採用、日本ユニシスと米マイクロソフト、東京金先から受注。

  • 日本ユニシスと米マイクロソフトは東京金融先物取引所から、同取引所が来年夏までに開く外国為替証拠金市場の取引システムを受注した
  • 受注額は約10億円
  • 構築期間と費用が従来の半分以下だったことが評価
  • ウィンドウズが金融庁管轄の公的取引所に採用されるのは初めて
  • 高性能サーバ二台と汎用サーバ70台で構成
  • 来年1月から構築に着手、来年6月の稼動を目指す

めちゃくちゃ安くて早いです。どんな手を使ってるんだ?

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信越半導体2000億円投資

日経12/22朝刊1面、信越半導体、最先端ウエハー生産倍増、世界シェア5割狙う、日米で2000億円投資、より。

  • 信越半導体は日米で2000億円以上を投じ300mmのウエハーの生産を倍増
  • シリコンウエハーの市場規模は62億6100万ドル
  • 信越半導体のシェアは30.1%で1位
  • 計画通り実施すれば、日米の合計生産能力は現在の2.3倍に高まる
  • 投資のキャッシュは信越化学グループの手持ち資金で全額をまかなう

市場規模が6300億円のところに2000億円の投資ですからめちゃくちゃ大きいです。この手の難しいめの素材は規模の経済が働くでしょうから、シェアを取るということが非常に重要なのでしょう。信越化学グループは、今の日本メーカーがこぞって逃げている、「素材」に真っ向から勝負している貴重な存在だと思います。

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造船ニッポン

日経12/21朝刊15面、造船ニッポン変わる勢力図。

  • 今治造船は2000年に国内で26年ぶりとなる大型造船工場を新設
  • 中堅の一角だった同社は2001年には造船量シェアで国内トップ
  • 大島造船所は効率化で増産を実現する
  • 同社の造船隻数は2001年度の24隻から今年度は29隻に増加
  • ドッグは一本しかなく生産効率は高い
  • 大島はドック内での船体組み立てと内装を平行して行うため、納期は従来に比べ最大1.5ヶ月短縮

造船という古い業種ですが、まだまだ打ち手はあったようです。

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薄型テレビ

日経12/20朝刊9面、「薄型2方式すみ分け崩れ」より。

  • 薄型テレビは2001年度には国内世帯普及率が1.6%に過ぎなかった
  • 今年度は12%に達する見通し
  • 来年度は薄型テレビの出荷台数がブラウン管を台数レベルで超える

売上げ額レベルでは、ちょっと前から薄型テレビがブラウン管を抜いていたのですが、台数でも薄型テレビがメジャーになってくるようです。価格が下落したというのも大きな理由だと思います。

ちなみに私の家のテレビは、薄型ではないです。もうちょっと技術が収束してから買おうと思ってます。

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インドワッショイ

日経12/20朝刊9面、「経営の視点 BRICs市場攻略のカギは」より。スズキ自動車のネタ。

  • インドの乗用車市場で2003年度に55%のシェアを握る
  • 増産のためインドに年間25万台で稼動する生産拠点を新設
  • 2007年度初に稼動

インドワッショイ!

他にも日本での発売後4ヶ月で、新車種をインド、中国拠点でも生産するようです。スズキすごい。

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スキー人口

日経12/20朝刊31面より。

長野県にあるスキー場は百箇所以上。ただ客数は1992年の役2120万人をピークに減少、2003年度は1000万人を割った。

すごい減りようです。なんででしょうね。以下推測。


  • 大学生(に相当する世代)の人口が減った

  • 金と時間をがっぽり取られるレジャーから逃げていった


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聖路加予防医療センターに行ってきました

人間ドッグで聖路加予防医療センターに行ってきました。

すごい。

内装はホテルのロビーみたい。照明があかるくてやわらかい。いたるところに、雑誌が置かれていてしかも新しい。案内をしてくれる人のユニフォームも看護婦さんじゃなくてホテルっぽい(靴はナースシューズっぽかったけど)。

とにかく人の対応がすごく丁寧で、病院で不愉快な思いをしなくてもいいんだってことが分かりました。

IT面もすばらしい。FelicaっぽいカードでID化されていて、カードをカードリーダーに置くことで、画面に自分のレコードが呼び出される。画面はブラウザ。そして血圧だとか身長だとかを測ると自動的にレコードの値が更新されていっている。ブラウザのUIにメッセージを送ってるのか、別経路でレコード更新したのをブラウザがリロードしたのかは分からないけど、とにかく完全に自動化されていて、紙が入る余地が殆どない。ちなみにアプリはaspで作られていました。

普通の人間ドッグの病院だと終わるとお食事券をもらうだけなんだけど、聖路加の場合は、すごくキレイなカフェテリアがあってそこでそのままお食事ができる。

午後2時半にはその日の結果が殆ど上がっているので、その日に説明を受けることができる。説明を受けるときも紙ベースじゃなくて、ブラウザに次々に説明のデータと画像がジャンジャン出てくる。分かりやすい。参りました。

二年前にうけた人間ドックは、本当に「ドック」のように、流れ作業で回されていただけだったので、人としての尊厳を少し奪われたようでションボリしちゃったのですが、聖路加は本当に「やさしく迎え入れられている」という感じがして、ホッとしました。

そこそこ巨大で複雑な組織であっても、あそこまで人を大事にしたサービスができるってところに感心しました。まだまだ日本の組織は捨てたもんじゃない!

ちなみに私の身体はいたって健康でした。二年前は太っていたため、酒を飲まないのに脂肪肝だったのですが、もう大丈夫。

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中内功氏、全資産売却へ

ダイエーの創業者、中内功氏がダイエー株式を含む保有全資産を売却するそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000017-mai-bus_all

経営者としての責任なのか、株主としての責任なのかは分かりませんが、いずれにしても、勝ち逃げは出来なかったということになります。

その点だけを比べると従業員は有利です。いくら会社がダメになっても「未来の」収入がなくなるだけで、過去に蓄積した資産を奪われることはありません。

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Mr.インクレディブル見てきました

見てきました。家族4人で。
http://www.disney.co.jp/incredible/
これやっぱりいいです。完璧。

  • 振りとオチが完全に対応している
  • もちろん見た目もよく出来ている
  • 家族4人全員にスポットを当てている

振りとオチが完全に対応するという「カッチリ度」はピクサーのお家芸みたいなもんです。完全に歯車がかみ合ったチーム構成で作られているということが良く分かります。

モンスターズインクの時には、「宣伝戦略上」ブーにもあたかもスポットが当たっているかのように宣伝をしていました。本編では完全にサリーの目線でのみのストーリー展開だったにも関わらず。しかしMr.インクレディブルでは、家族全員の視線がちゃんと描かれています。ニモが父と子だったのに比べると、さらに倍です。

家族の中で特に目を引くのが、長女のバイオレットです。年頃の「さえない」女の子という設定です。そのさえなさ感が共感のノリシロたっぷりなのです。声優の綾瀬はるかの出来もいい。アメリカ人に「思春期のさえなさ感」が表現できるというところに感心。

ちなみに、インクレディブルが普段働いている保険会社の上司はどうみても日本人です。これが、チョー株主資本主義なのです。日本人から見ると、アメリカ人の方がよほど株主資本主義に見えるのですが、金にうるさい企業だけが海を渡る権利を持っているということなんでしょう。日本人から見てもアメリカ人からみても、「外資系」のイメージは同じなのかもしれません。

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松下電器どこまで強いか4

日経12/17朝刊15面「松下電器どこまで強いか4」

  • 松下は三年前はネット資金が底をつきかけた
  • それが今では前期末でネット資金は8000億円台まで回復
  • この急回復を支えた改革の一つがドメインの評価尺度に「キャッシュフロー」を導入したこと
  • その要となるのが在庫の削減
在庫が多い場合には、費用は少なく見えますが、キャッシュアウトは多いです。利益ベースの評価尺度では、在庫積んだもん勝ちになってしまいます。
五輪商戦で相次ぎ新商品を投入したにもかかわらず、松下電工を除いた9月中間期の連結棚卸資産は前年同期比1%増。ソニー(エレクトロニクス部門のみ)の22%増、シャープの25%増に大差をつける。

すごい!偉い!

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公的運用利回り

日経12/17朝刊7面より、「公的年金運用利回り、7-9月株安でマイナス」。

  • 運用利回りはマイナス0.11%
  • 2003年1-3月期以来、6.4半期ぶりのマイナス
  • 最も低調だったのが国内株式
  • 国内株式の利回りはマイナス6.68%

ということで、老後のためにも企業価値を上げましょう。

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ワークスアプリケーションズインタビュー

日経12/16朝刊14面、ワークスアプリケーションズ牧野正行社長インタビュー。

  • 会計ソフトを導入したのは上場企業や官公庁全体のまだ一割
  • 導入企業は会計制度が変わるたびにカスタマイズ費用がかかっていた
  • ワークスアプリケーションズは保守料は徴収するが、会計制度変更に伴う機能追加は無料
  • 企業は運用費を1/5に削減できる

ワークスアプリケーションズは、一般的な制度の変更には当然くらいつかなくちゃいけないので、それはやると。ただ、パッケージということを追求して、個別の会社ごとのカスタマイズはしてません。「これでもか」というほどの機能があるから「改造の手間が要らない」とは言っていますが、仮に少々機能が足りなくても、圧倒的にコストメリットがあるのがパッケージのよさなので、「カスタマイズはしない」というスタンスを貫いているワークスアプリケーションズは貴重な存在だと思います。

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松下電器どこまでつよいか3

日経12/16朝刊13面より。

  • 国内シェアトップのプラズマテレビは系列店の販売比率が6割にも達する
  • 系列店は1983年のピークから約3割が淘汰されたが、「電球一個の交換でも駆けつける」というきめ細やかさがデジタル時代には武器になる
  • 19000店の系列店のおよそ半分は売上高の対前年度伸び率が2桁に達する

ナショナルのお店というと、遺産のような負のイメージがありましたが、高価なデジタル家電を買うとなると、自動車のディーラーのような存在が必要なのかもしれません。

ちなみに私がダイエーの家電売り場でミシンを買ったときには、かなりしつこく修理について聞きました。

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松下電器どこまで強いか2

日経12/15朝刊13面「松下電器どこまで強いか2」


  • 松下は9月始め総投資額950億円のプラズマパネル向上を着工
  • 強気の背景の一つは、ソフト開発負担を軽減できる独自のLSIの存在
  • 2001年にドコモ向けの携帯新製品3機種でソフトウェアの不具合が立て続けに発生。トップの座をNECに奪われた
  • この危機をデジタル家電全体に波及しないよう、多くのデジタル家電に共通利用できるシステムLSIを開発
  • 「ユニフィエ」と名づけた新LSIは搭載する製品にあわせて回路の規模や構成を変えるだけで、違う製品でも同じソフトを使いまわせる
  • まず2005年に携帯電話やデジカメに採用
  • 2007年に薄型テレビや、次世代DVD規格として開発を進めるブルーレイ・ディスク録再機まで広げると、デジタル機器の開発効率が5倍まで高まるという

単にコピーするだけで動くソフトウェアは、そのまま再利用できることが大きな開発生産性向上に繋がります。

ハードに組み込まれるソフトウェアの場合は、その生産性よりも、バグによる信頼の低下の方が一番の痛手です。

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松下電器どこまで強いか

日経12/14朝刊13面「松下電気どこまで強いか」

  • 松下の自動車関連事業の売上げは5000億円
  • 年率10%成長を追える期待分野
  • ゼネラルモーターズからは2006年以降の新型車の3割、約700万台にカーオーディオを納入する大型契約を勝ち取った

やっといろんな資源が結びついて総合力になり始めているようです。松下電工と松下電器がセットで「家まるごと事業」とういう戦略もあるようです。個別の商品を全部集めると家全部出来ちゃうのは、今までもそうでした。なんでやってないのかが不思議なくらい。

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「形式主義」まかりとおる

日経12/7朝刊15面、開示不信 市場ルールの死角-3-

  • 日本テレビは決算短信を5年前までにさかのぼって訂正した(株の実質保有者が渡辺恒夫ゃなくて読売新聞だったってやつ)
  • 訂正は東京証券取引所の情報閲覧サービスTDネット
  • TDネットの発表文に発表文に渡辺氏についての説明が追加されたのは午後10時過ぎ
  • エイベックスは9/28日午前1時過ぎにTDネットに、松浦勝人氏の辞任を流した
  • 株式市場が開いていない土、日にTDネットで情報を開示した例は10、11月の二ヶ月で52件

ということで悪いニュースを、誰も見てないときにどさくさにまぎれてTDネットに流すというのがはやっちゃっているようです。そこいらのサラリーマンでも、メールでの業務報告が盛んになって、悪いニュースをメールに「紛れ込ませる」というようなことはやっちゃいがちです。「なんで悪いニュースをちゃんと報告しないんだ!」「ちゃんと報告してますよ、ほら」という具合。レベルの低い話ですが、IRにおいても「形の上で報告しておけばOK」みたいな風潮になっているのかもしれません。

逆にTDネットをずっと監視するプログラムでも作ろうか。こっそり出てくるニュースは大概悪いニュースだろうから、下げの予想にしか使えないだろうけど。

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塩化ビニール

日経12/7朝刊13面に、信越化学が塩化ビニール事業への大型投資をしたという話題がありました。塩化ビニールってイマイチピンと来ていなかったのですが、解説がありました。

  • 塩化ビニールは水道管や壁紙、窓枠などの建材、雑貨、電線被覆などの多用途に使われる4大樹脂の一つ
  • 塩素とエチレンの化合物で原料の6割が塩素
  • ポリエチレンなど全てを原油から作るほかの樹脂に比べて原油の使用量が圧倒的に少ない
  • 適切な条件で償却しないとダイオキシンが発生する可能性があるが、最近の焼却炉の改善が進んだ

塩ビの電線被覆を非塩ビに変えるという運動もあったようですが、非塩ビ素材がむしろ発火の可能性が強かったりして本末転倒になっていたりします。相対的に、環境にやさしく耐久性もあるのは今のところ塩ビが一番マシなのだと思います。

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燃料電池家庭へ

日経12/7朝刊3面より


  • 東京ガスは、松下電器産業、荏原子会社の荏原バラードと共同で開発中だった家庭用燃料電池を2005年2月8かに発売
  • 当初3年間はリース方式
  • 出力は1キロワットで4人家族で使う電気の6割程度をまかなえる
  • 発電効率だけを比較すると電力会社の火力発電の37%に対し、燃料電池は31%と劣るが、熱利用を含めた全体のエネルギー効率は71%に向上

他にも耐久性や設備の価格の課題はありますが、6割もまかなえれば十分なのではないでしょうか。発電設備は、需要のピークにあわせて作られていますから、こういった自由度の高い発電設備で飛びぬけた電力需要を満たすことが出来れば、本家の発電インフラはもっと少なくて済みます。

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ヤマダ電機独自ブランド

日経12/6朝刊1面より


  • ヤマダ電機が1月、自社ブランドのデジタル家電を発売する
  • ブランド名はPCとおなじく「フロンティア」。
  • 32型液晶テレビは20万円台
  • DVDレコーダは160Gの製品が3万台、250Gの製品が4万円台

デジタル家電での勝者は、松下でもソニーでもなく、ヤマダ電機になるかも。

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信託業法の改正

日経12/5朝刊26面より


  • 信託とは財産の持ち主が信用できる財産の権利を引き渡し、管理や運用を委託すること
  • 信託業法は1922年に制定されたが、今回82年ぶりに全面改正された
  • 今回は対象資産が広がり、特許や著作権などの知的財産、代金を回収していない売掛債券、建物の賃借権なども含まれるようになった
  • 一般の事業会社も信託会社に新規参入可能

ポイントは知的財産がやっと名目ともに「財産」として認められるということです。知的財産は「将来にわたってキャッシュを生み出すもの」であるにも関わらず、他の資産とは違っていました。その資産を創り出すということと、その資産を所有してキャッシュを受け取ることが分離できていなかったのです。

会社であれば、「所有」を多くの人に分散させることで資金調達とリスクの両方を分散させることができます。

著作物に関してもこれからは信託受益権を事前に広く販売することで、調達の分散とリスクの分散が可能になります。

「所有の分散によるリスクの分散」により大航海時代は迎えることができたといってもいいですから、信託による知的財産の所有の分散は、「なんかすごいこと」が起きそうな気がします。

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アナフィラキシー

日経12/5朝刊34面、「小児の食物アレルギー、自己注射の使用望む保護者8割」。

  • 食物アレルギーのうち急速に悪化し死亡する「アナフィラキシー」の患者の保護者に対するアンケート
  • 症状を緩和するエピネフリン(アドレナリン)の自己注射の解禁に対して
  • 解禁されれば使いたいという意見が8割
  • アナフィラキシーでは発症から30分以内の注射が必要とされるが、治療を受けるまで平均約30分かかっている
  • 国内での自己注射が認められているのはハチ毒アレルギーのみ
  • 同愛記念病院の向山徳子・小児科部長は「自己注射の導入が必要」と指摘

私の弟も小麦粉によるアレルギーがあり、アナフィラキシーです。記事ではまるで子どもだけの病気のように扱っていますが、大人もかかります。アレルギーは生死に関わる問題にも関わらず、社会はおろか病院でさえもそのサポートは手薄いです。平気で待合室に放置することもあります。

アレルギーに対して手薄になるのは、「食べ物そのものには毒性がない」「下手に手を下すと却って事故の可能性がある」などの理由から、放置するのが一番自己保身できるからなのだと思います。

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ケータイでe-Lerning

日経12/4朝刊31面「携帯電話で試験勉強」

各社がケータイサイトでe-Lerningのサービスを始めています。


  • アルクは英単語を習得できる「単語道」を開設
    センター試験の過去問題から出題
    月額利用料178円
  • マーベラスウェアは「もえたんOnline」の配信を開始(月額315円)
  • 大阪ガスは系列会社を通じて宅建に対応した問題を配信(2100円)
  • 学習研究社とインデックスは来春をメドに保育しや看護士などの対策講座で、ドリルや模擬試験を配信

問題演習は早くFBがあった方が学習効果が高まります。またe-Lerningの場合は紙ベースと違って、その人の習熟度にあわせて「前にも間違った問題を再度出す」というようなことも可能です。PCベースのe-Lerningはその場にPCがないとダメですが、ケータイなら自習室のようなところでやることも可能ですし、高校生も自分のケータイを持っているので、配信先が増えます。

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市場原理と競争基盤

日経12/3朝刊27面、優しい経済学「市場原理と競争基盤」より。

 労働者を保護するための法律は、一方では潜在的な労働者を排除するための法律でもある。  一度雇ってしまうと解雇しにくいために正社員の雇用には慎重にならざるを得ない。情報の非対称性を解消する機会が雇う側に与えられていないために学歴というシグナルが過大評価される。それによって自分の能力を示す機会を与えられない若年労働者が増えてしまうのである。過度の労働者保護は新規労働者の参入規制でもある。

実際に失業率のダントツ一位は20代です。雇用市場が増えているわけでもないのに、古株を守れば守るほど若年失業者が増えていきます。

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国際航空貨物中部空港にシフト

日経12/1朝刊11面より

  • デンソーは来年二月の中部国際空港の開港を器に中部空港からの輸出を拡大する
  • 中部発は現在の15%から25%に引き上げる
  • 輸送コストを約二割減らせ、納期も短縮できる
  • シャープなども新空港の利用を検討中

ということで中部空港マンセーです。関空は影響を受けそうです。ますます関空の工事が空虚になってきます。

日本の主要3空港の比較

 運用時間国際線便数着陸料
成田17時間約1700便94万8000円
関空24時間約700便82万5600円
中部24時間約300便65万5700円

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北京市ソフトウェア調達キャンセル

日経12/1朝刊8面より

  • 北京市がマイクロソフトとの総額約3億7000万円にのぼるソフトウェアの調達契約をキャンセル
  • 中国政府が推進する「国産優先策」に逆行するため
  • 中国政府は2003年1月に国産品を優先する「政府調達法」を制定

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