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三菱重工、米ウエスチングハウスの買収提案

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050709AT1D0702908072005.html
他、日経7/9朝刊1面より。

ウエスチングハウスというと、エジソンが推す直流電源に対して、交流電源のサービスを行っていたというエピソードで知りました。交流のイメージを悪くするために、いかに「感電死」しやすいかどうかをアピールしたり、感電死による死刑そのものを「ウエスチングハウス」と呼んで見たり。

買収額は2000億円だそうです。意外に小さい。三菱重工の総資産が3兆円で、株式時価総額が1兆円弱です。三菱重工に比べてそんなに大規模ではない。

三菱重工-ウエスチングハウスは「加圧水路型軽水炉(PWR)」という原発の方式を使っており、これが世界で稼動している原発のうち総出力ベースのシェアでは2/3を確保しているとのこと。

もう一つの原発の方式は「沸騰水型軽水炉(BWR)」というもので、これはGEが絡んでいます。GEはエジソンが始めた会社。

ということで、電力のアーキテクチャに関しては、未だにエジソンとウエスチングハウスは競合関係にあって、ちょっとだけエジソン系が劣勢なんですね。

なぜ「今」原子力発電かというと、昨今の原油価格の高騰が要因だと思います。原発には確かに悪いイメージがついてしまっているけども、やっぱり足元を見れば燃やすものはそう湧き出てこない。原油に強く依存しているという状態そのものが、原油の売り手を強気にさせてしまう可能性もあります。

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