電子投票、岐阜で無効確定
日経7/9朝刊38面より「電子投票、岐阜で無効確定」より。
- 2003.7.20の岐阜県可児市議選
- 投票開始の1-2時間後から投票機の過熱などでシステムが一時停止
- 29ヵ所の全投票所で発生
- 最長で約1時間23分間投票できなかった
- 有権者側は「トラブルで2200人の有権者が投票を断念した」と主張
- 最下位当選者と次点は35票差
ということで、裁判の結果、選挙が無効となりました。以下、敗訴側のコメント。
機械は絶対、故障がないとは言い切れない。トラブルがあった場合の対応を国に見直してもらいたい。(山田豊可児市市長)
でもこのケースの故障はひどすぎ。「絶対まともに投票が出来ない」システムでした。トラブルがあった場合の対応は今回のように「選挙事態が無効」で問題はないでしょう。
電子投票は投票を拡大する効果がある。今回の決定はその機会を奪う。(県選挙管理委員会の堀江書記長)
判決が機会を奪ったのではなく、可児市の電子投票システムが機会を奪ったから叱られたんじゃないでしょうか。
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