« スズキのコスト優位性2 | Main | ヤマサキ「ランチパック」売れまくり »

インターネットただ乗り論争

ネットの中立性というキーワードがあります。この辺のニュースが詳しいです。日本にも波紋広げるネットの中立性問題・「義務化」は時期尚早 インターネット-小池良次の米国事情:IT-PLUS

日経8/26朝刊5面(経済)にずばりネットの中立性に関する話題がありました。

NTT「GyaOはわれわれが構築したインフラにただ乗りしている。許される行為ではない」

UESN「光回線などの急速な普及を促したのは映像配信だ。通信会社こそコンテンツ会社の恩恵にただ乗りしている」

コンテンツ会社からの反論が新鮮です。確かに、ユーザは動画配信サイトを見るために「一段高いプランを選んで」ブロードバンドの契約をしているはずです。ちゃんと値段がついている。GyaOが高い値段で買ってきた番組を見るために、ユーザはNTTのフレッツを契約していたりする。そしてUSENにはお金を払わずに。

通信量とインフラコストが見合っていないというのは、単に勢い余って安くで回線を提供してしまったという「価格設定ミス」です。「100M常時接続!」と言ったときにはまさかみんなが同時に常時通信するとは思っていなかったのでしょう。だけどこの二年間で通信量は二倍に増えた。

普通に通信量に応じて「ユーザに」課金するのが真っ当だと思います。水道や電気と同じように。

|

« スズキのコスト優位性2 | Main | ヤマサキ「ランチパック」売れまくり »

経済」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference インターネットただ乗り論争:

« スズキのコスト優位性2 | Main | ヤマサキ「ランチパック」売れまくり »