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オリコン、PC音楽配信撤退

日経11/1朝刊15面より。

  • オリコンが11末にPCの音楽配信から事業撤退する
  • 月間ダウンロードは9万曲程度
  • 月に2500万円程度の営業赤字が続いていた
  • 携帯向けの音楽配信は継続

9万曲が多いのか少ないのか。財団法人デジタルコンテンツ協会による2006年の音楽市場規模。

  • PC向け音楽配信は、293億円(前年比26%増)
  • CD販売は、5266億円
  • 携帯電話向け音楽配信は、2277億円

と、まだまだ音楽配信市場の中では、PC向けは小さい。CD屋さんが苦戦しているとは言うものの、CDは通販に大きくシフトしている。

オリコンの月間9万曲をお金に直すと、一曲200円としてざっくり2000万円/月。年に直すとざっくり2億円の売り上げ。年間売り上げが2億円は事業として成り立たないとはいえ、PC向け音楽配信のシェアは1%弱くらいとってたということです。

シェアが50%とれても年間売り上げは100億円でしかありませんから、オリコンに限らずほとんどの音楽配信は苦戦をしていることだと思います。

今後オリコンはどうするかというと、ランキングをコンテンツとして広告事業にシフトするようです。病院、人材紹介、ネット証券、クレジットカードなどのランキングを表示して、そこからクライアントのサイトへのクリック送客や資料請求などで儲ける。つまりでっかいアフィリエイターになる。

もともと、オリコンにはランキングといういいコンテンツがあって、集客力はあったわけです(たぶん)。一方で販売や流通は強みではない。音楽のランキングも自前で販売するのではなく、ランキングの横っちょに、この曲を「Amazonで買う」「iTunesで買う」のリンクをつけておけば、ほとんど投資をすることなく、純粋に「集客」の価値を換金化できたのではないかと思います。

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