« ハゲタカを嫌うならお前が買え | Main | 一夫多妻は事実上あるんじゃなかろうか »

ヤフオクの大きな売上と大きな補償額

日経11/10朝刊9面より、ヤフオクの売上と補償額の話。そもそもヤフオクは、オークションの詐欺にあった場合に、50万円を限度に落札額の80%をヤフーが支払うという制度です。エラク保護をしてくれています。

以下、今年1-9月のデータ。

  • オークション取扱高は5104億円(前年同期比8%増)
  • 補償金は4億4400万円(前年同期比半減)

補償金が4億ですから、仮に上限の50万円を全て払ったとしても(つまり件数を少なく見積っても)、900件近い詐欺の判定とその補償をしているということです。普通の企業ではここまで処理は裁けないでしょう。

ニュースでは、補償金が激減した背景の、不正検知システムの出来のよさが主なテーマですが、裏を返せばこんなこともいえます。

  • オークションビジネスやりたきゃ取扱高の0.2%くらいは補償金として覚悟しておけ
  • 手数料を落札額の5%とすると、手数料(≒実売上)の4%は補償金として出て行くと思え
  • オークションビジネスやりたきゃ大量の詐欺の防止と、クロ判定を出来る体制を用意しておけ

つまり、いつの間にやら「めちゃくちゃ参入障壁の高いビジネス」になってしまいました。消費者保護という観点から行けば、間違いではないのですが、ちょっとした「政府」が出来てしまったということです。

|

« ハゲタカを嫌うならお前が買え | Main | 一夫多妻は事実上あるんじゃなかろうか »

「経済」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43361/12641522

Listed below are links to weblogs that reference ヤフオクの大きな売上と大きな補償額:

« ハゲタカを嫌うならお前が買え | Main | 一夫多妻は事実上あるんじゃなかろうか »