地方の財政格差はウソ
日経2008/03/07朝刊1面、「都市と地方 財政窮乏の実装」より、北海道歌志内市について。
歌志内市の実質公債費比率は2006年度に36.7%と全国の市町村で3番目に悪いので、かなり逼迫した財政です。ここだけを取り出すと、地方の財政格差という安直な結論になりそうですが、赤字なのは都市でも起こりえて、大阪府や千葉市もなぜだか財政は厳しい。
「財政格差」はあるのか。全782市の06年度の住民一人あたり税収と、交付税を含めた一般財源を分析すると「都市と地方」の財政事情が見えてくる。
歌志内市の一人あたり税収は4万9600円で最下位。逆に一般財源は72万3500円と、北海道夕張市についで全国2位。最低の千葉市八街市(17万5300円)の4倍以上だ。税収は産業基盤の厚い都市部が地方を上回る。しかし交付税を加えると、格差が縮小するどころか逆転する。
ということで、収入はすごく多い。あとは効率よく使えているかどうかの問題。
何よりも問題なのは、こういった事実を知らずに、まだ地方への配分を増やそうと叫んでいる人がいるということ。
6、地方の収入格差が大きくなっているようなので都会の税金の20%を地方に回す。♪
「格差」の内訳として、ちゃんと数字で表している人を余り見ない。「そう思いたい」という願いが事実を見る目を曇らせている。
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Comments
おー。
暴論、というかSFですけど、
首都圏と近畿圏のみ、「居住圏」として、
それ以外すべて「非居住の国立公園」にしてしまえば、
非常に「効率的」な国ができそうな気がします。
発電も効率的。
郵便も効率的。ごみ処理も効率的。
国立公園化で自然も回復。
Posted by: マトゥオ | 2008.03.16 at 09:18 AM