« 売りと買いをあわせて優待だけもらう方法 | Main | Don't Shoot The Messenger »

「市場原理主義」という短絡

日経2008/05/31大機小機より、市場原理主義批判をしている人への批判。以下ポイント。

  • 江戸時代から市場原理は存在した
  • 負のレッテルを張り議論を封じるのは知的怠慢
  • 市場原理「主義」者なんて本当に居るのか?

急にグローバル化で海外から市場原理が持ち込まれたように思う人も居るけど、単に勉強不足なだけで、市場原理は普通に昔から存在した。金融派生商品のようなイマドキのモノも昔からある。井原西鶴の「日本永代蔵」の一説より。

北浜の米市は日本第一の津なればこそ、一刻の間に5万貫目のたてり商い(思惑売買)も有る事なり。その米は、蔵々に山を重ね、夕の嵐、朝の雨、日よりを見合わせ、雲の立ち所をかんがえ、夜のうちの思い入れにて、売る人有り、買う人有り、一分二分をあらそい、人の山をなし。

大阪の米市のシーンです。後に先物取引の先駆けとなります。目の前の米ではなく、買う権利を買ったり売ったりとうことをしているわけです。未来の米の価値を必死で計ろうとしている人たちが、市場に集まって、売ったり買ったりしている。ある人にとっては今の現金の方が嬉しいし、ある人にとっては未来の米を買う権利の方がうれしい。

私が思う市場原理の基本は、こんなところ。

  • 資産(何かの権利も含まれる)を持つ自由
  • 欲しい人に売る自由
  • 要らない人から買う自由

法的な自由だけではなく、実際に取引する市場があることが基本です。実はただこれだけのことです。何もイデオロギーがあるわけじゃない。

むしろ個人が自身の持ち物を売る権利を奪うことの方が、よほどの大義名分が必要なんじゃないかと思う。

|

« 売りと買いをあわせて優待だけもらう方法 | Main | Don't Shoot The Messenger »

「経済」カテゴリの記事

Comments

今の市場がそんな単純にできているかね。特に株式市場。誰にも制御不能になっちまったじゃねーか。やり過ぎで、不健全たー思わねーのか。あげくの果てに税金の世話になりやがって。空いた口がふさがらん。自由にやり取りできるなんて幻想じゃねーのか。

Posted by: 通りすがり | 2008.10.15 at 11:46 PM

病原菌いっぱいの米を、銘柄米なんて言って日本中にばらまいたってところでしょうか・・・。昔ならどーすんだろーね。

Posted by: 日経はバカ・・ | 2008.10.27 at 11:22 PM

Ӊi there, I log on to your blog daily. Your humoristіc ѕtylе is awesomе, keep doіng what you're doing!

Posted by: 1 pure garcinia cambogia reviews ( | 2014.07.04 at 11:46 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43361/41379533

Listed below are links to weblogs that reference 「市場原理主義」という短絡:

« 売りと買いをあわせて優待だけもらう方法 | Main | Don't Shoot The Messenger »