« February 2009 | Main | April 2009 »

オーマイニュースが日本で成功しなかった理由

J-CASTニュース : 「市民記者」のオーマイニュース 2年半で撤退、4月下旬サイト閉鎖
http://www.j-cast.com/2009/03/25038230.html

オーマイニュースに限らず、韓国のインターネットへの言論ニーズは日本よりも高いかも知れない。

韓国では芸能人のスキャンダルがネット掲示板主導で行われており、そこを起点にした自殺まで起きてる。日本ではなかなか考えられない。

その背景を日本のワイドショーが「韓国にはワイドショーがないから」という見方をしていた。つまりワイドショーという息抜きがないから、ネット上のゴシップにニーズが集まるのだと。いささか我田引水な分析だけど、それはちょっとはあるかもしれないなと思った。(韓国のオーマイニュースがゴシップだというわけではなくて、一般論でのネット掲示板ということでね)

日本のワイドショーにしてもゴシップ中心の週刊誌にしても、ジャーナリストのふりをして誰かをつるしあげたり陽動したりしている。まさにネットの掲示板ユーザのニーズと合致している。週刊誌のメディアを分類すると、ターゲット層の自己評価が低くなるメディアになるほど、外国に対する差別的な陽動が増えてくるあたりもネットのナショナリズム高揚と似ている。

演繹すれば、「週刊文春」「週刊新潮」他タブロイド紙がない国では、ゴシップに対する供給が少ないので、その手のメディアをネットから投入することの刺激は大きそう。

逆にみれば、日本においてはネットでゴシップが供給されていくと、週刊誌やタブロイド紙というものは、経営に打撃を受ける。よく「ニュース」を「インターネット」でみる人が増えているという統計があるのだけれど、それはニュースというよりもゴシップのシェアが多そうなので、新聞よりも週刊誌の方が打撃が大きそうな気がする。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

政治家も国民を信用していない

国民の政治不信というバズワードはよく見るけど、政治家も国民を信用はしていない。

麻生首相が贈与税減税を景気対策として考えているというニュースがある。

首相、贈与税減税の検討表明 住宅・車など購入条件に

 麻生太郎首相は28日、高齢者から若い世代への資産の移転を促す効果があるとされる贈与税減税について「検討する値打ちがある」と表明した。住宅 取得や自動車の購入などを条件とする考えで、数年間に限定して課税を免除する案にも言及した。31日に政府・与党に正式指示する追加経済対策の柱に据える 考えだ。  贈与税は生前に無償で与えた財産にかける税で、財産を受け取った人が支払う。首相は同日、高知市内で講演し、贈与税減税についての基本的な考え方を明ら かにした。首相は「家を建てるというなら贈与税をタダにする。2軒、3軒建ててもいい。もらった人に家を建ててもらうことによって景気が良くなる」と表明 した。

贈与税は、10%-50%の累進課税なので、でかい額を渡そうとするとめちゃくちゃ払わなくちゃいけない。しかも贈与する資産は土地などもあるのに、税金は現金で支払わなくちゃいけないので、事実上贈与そのものに大きくブレーキをかけてしまう。日本に存在する約1400兆円の個人金融資産の多くは高齢者世帯に偏っているという現状に対しては、その資産を流動させて「使わなくちゃならない世代」に移動させるというのは素晴らしい案。

ところがこんなまっとうな案でも、それを語ることが難しいという現状もある。3.29日経朝刊より。

麻生首相が贈与税減税に言及したことで、早ければ09年度中に実現する可能性もある。ただ与党の一部からは、衆院解散・総選挙の時期と絡むことや「金持ち優遇」などの批判を懸念する声もあり、先送りとなる公算もある。

金持ちから金を引き出すというまともな案であっても、国民はバカだから言うのを止めておこうという話です。ずいぶん馬鹿にされたもんですが、そこに関しては予想が正しそうな気もします。

バカな国民を正しく説得しないというのも政治家のリーダーシップとしては志が低すぎる気もしますが、差し迫った選挙を考えると、国民がバカであるということを制約事項として、実際の政策を捻じ曲げてでも選挙に勝つという戦略も全くの間違いとは言えません。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

作業をとっとと進めるためのメモ

あたま使わなくていい作業

・あいさつ
・スケジュールに従う
・リスクを共有する
・謝る、人にものを頼む
・日報を書く、伝票の処理をする

なんとか効率化しようとすること自体が非効率的ということ。
こういうのは時間を決めて、機械的にこなすのがよい。通勤と
同レベルで頭を使わずに行動すべし。

逆に頭使った方がいいこと

・スケジュールを作成する
 これは頭を使った方がいい
 白い紙に手書きで書いた方がいい
 「どのようにするか」は仕組みで工夫できるが
 「何をするか」はクリエイティビティが必要

頭使うのか手を動かすのか分かりにくい作業

・メールの返事を書く
 機械的に「みました」とかは簡単だけど、こちらの思考を
 要求するものは難しい。例えば、謝罪を要求されたりとか。
 こういうものは、手を動かすことと頭を使うことに分解
 せざるを得ない。
 そして分解する作業は、思いっきり頭を使う作業。白い紙に
 何しよう(どうしようではなく)と考えながらTODOを書き連ねる。
 そしてできだけ頭使わなくていい作業にする。

・見積もりを作成する
 システムを担当しているとどうしても発生する「見積もり」という
 作業。概算見積もりとかは、エイヤで出すしかないのだけれど、
 そのエイヤの精度のレベルが定まらないものだから、どうしても
 「おっくう」になる。これも手を動かすだけの作業に分解する。
 (誰かにサンプルをもらう、とかの作業)

最後には人は「出来ること」しか出来ないのだから、頭使わなくてできる作業に分解しなくちゃいけないのだけれど、それ変に避けがちで悩みがち。


| | Comments (52) | TrackBack (0)

フラット化しなかった世界

日経3/29朝刊1面、「大転換」より。ホンダが資本関係でグローバル化せずに独立独歩で頑張ってきたという記事の中で、いわゆる「世界戦略車」というものがイマイチだという話。

折しも世界ではグローバル化が加速していた。GMは世界戦略車「サターン」を販売。98年にはダイムラーとクライスラーが合併。年間400万台が生き残りの条件とされた。米コラムニストのトーマス・フリードマンは後に著書「フラット化する世界」でグローバル化では世界は平らになったように均質化すると指摘したが、そんな流れが自動車産業でも強まっていた。
(中略)
判断を誤ったのは米欧勢だった。サターンは米国以外では売れず、ダイムラー以降続いた30以上のM&Aや提携も白紙に戻った。今では大半が赤字に陥りGMは破綻のふちに立つ。

中略はホンダが航空機開発をしているというくだり。対比する例じゃないだろうと思ったのでそこは無視。

そして思い出すのはサターンですよ。確かに日本に来たことを覚えている。世界で売れているんだから日本でも行けるんですよという感じで来てた。車の顔はめちゃくちゃ怖かったのでほしくはなかったし、そもそもブランドイメージというものがない中で自分が買うべき車かどうかも分からなかった。

確かにトヨタとかは世界で売れているけど、実際には各国に合わせてゼロからマーケティングしているんじゃなかろうか。

自動車というと大量生産の工業製品の代表格のようにも思えるけど、実際の購入現場では、自分のステータスやポジションを表す資産の一つ。一つの国でも均質化は難しいのに、グローバルに均質化するわけがない。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

トイザらスの呼び鈴

トイザらスの呼び鈴
ファミレスみたいなベルがある。

ほしものを探すときには店員さんを探すのに一苦労なので、この仕組みはありがたい。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

遅ればせながらVistaにしてみたよ

個人的な話。

Vistaにしてみた。XPのマシンが4年目に突入してあちこちがガタがき始めたので。Core2DUOで、メモリは3MBでSSD128というスペックとして合格ラインを目指しました。

散々悪評ばかり聞いていたのでかなり悪いイメージだったのですが、SSD128MBのマシンが20万以下で買えるということもあって、以外に快適。以下快適なポイント。

  • 速度は問題ない。
    • 34秒で起動した
    • 前のXPマシンよりも速いな
  • ファイル名の変更が楽
    • 拡張子はデフォルトで避けてくれるからいい
  • 画像の拡大率が自由
    • ネットの仕事をしているとjpegの画像をよく扱うのだけれど、そのプレビューサイズが自由に返れるというのはいい
  • エクセルやpptもプレビューできる
    • pptやエクセルファイルをよく扱いますがこいつもアイコンレベルでプレビューできるのは便利

ということで、PCのスペックが一定を超えると、まったく問題はないといえる。ただ「一定」というのが20万弱というのは、XPが出たころは普通だったけど今は高い領域にある。10万を切るPCでVistaというのはつらいはずなのだけれど、今や10万以下のPCは無視できない規模の市場になっている。

あと、SSDでリスクといわれていたのは、ファイルの大量コピーの際に「ビタッ」っとフリーズしたような状態になるらしい。そして実際に起こる。CDドライブからHDに大量コピーをしているときとかそうなる。ディスク書き込みが速くなると、別のところがボトルネックになっているのかも。書き込みが進めば復帰するんだけど、かなり見た目が怖い。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

電動スクーター実用版

日経3/25長官10面より。電動スクーターの記事。

  • オートイーブィジャパンが5月に発売
  • リチウムイオン電池を搭載したスクーター
  • 中国の電池メーカーBYDの電池を採用
  • 家庭用電源で1-2時間充電すると45-85キロメートルの走行が可能
  • 価格は34万6500円
  • 1キロメートル当たりの電気代は0.5円
  • ガソリンスクーターに比べて走行コストは1/5

電池メーカーもスクーターメーカーも新規参入というところがポイント。ガソリンエンジンに比べると、電池やモーターはPCのような水平分業が可能になるかもしれない。

価格はさほど安くはないですが、配達系の業務用途には向いているかもしれません。ガソリンを入れるために移動しなくてもいいというのが便利。新聞配達は早朝でも静かに走行できます。

| | Comments (6) | TrackBack (1)

ソウルフルな経済学

読みました。イマドキの最新経済学をまとめてどーんと示してくれている。

経済学ってちょこっと前までは思想と密に結びついていたのだけれど、イマドキは自然科学に近い状態にまで来ている。

  • コンピュータだけでは実はそんなに生産性は上がってない
  • 貧困国への救済は全く意味がない
  • 従属理論」から、プレビッシュは、貿易依存を転換し、国内産業を保護せよと助言。理論上では高価な消費財や機械類の輸入が国内産業で代替されるはずが、現実には国内産業の非効率性と腐敗をもたらした。
  • 多くの貧困国は左翼の経済学者が推奨した計画経済その他の戦略を採用したが、結果は惨憺たるものだった。
  • 「もし外部からの援助が経済の発展に必要不可欠なら、人類は石器時代にいるだろう」(ピーター・バウアー)
  • たとえよい経済政策を採用している政府に対してでも援助を与えることは経済に悪影響を及ぼす
    • 腐敗を招くという要素
    • 外貨の流入が被援助国の為替レートを上昇させ輸出競争力が落ちる
  • プロスペクト理論による効用関数は、限界効用逓減の法則だけではなく、損失に対しても効用関数を定義する

援助を「すべき」というべき論とは別に、援助をするとその国の経済がどうなるのかというのをドライに分析しているところがイイ感じ。共感を得られるかどうかはまた別だけど。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

スマートフォンの競合は電話ではなくネットブック

日経2009/03/22エコの探偵団より、ネットブックのブームについて。

  • ネットブックのCPUはインテルのATOM
  • ATOMは当初はスマートフォン向けに作られたCPU
  • 一年でスマートフォンの販売比率は2%→5%に増えた一方でネットブックは4%→23%に増えた

少なくともネットブックで見れるサイトは、PC向けのサイトであってFlashも動く。価格を比較してもスマートフォンとネットブックはいい勝負になる。

ということで、スマートフォンというと「フォン」の部分でケータイと比較されがちだけど、実際にはイーモバイル抱き合わせのネットブックが競合(≒代替物)と言える。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2400億円かけて作ったものを100億で売る人を責めるのではなく、2400億円をドブ捨て続けた総務省が責められるべき

タイトルの通り。郵政公社が資産を二束三文で売っていると鳩山邦夫が吠えているけど、今までのキャッシュアウトそのものが無価値なものに横流ししていたというのが事実。

価値のない土地や建物を高値で買ったその瞬間が「罪」なのであって、適正価格で売って損が出ることは罪ではない。

ということで「買った」ときの責任省庁である総務省が訴えられるべき。

日経2009/03/22朝刊内外評論より。市場原理批判に対しての反論。

企業と違って政府なら公益をはかると考えるのも甘い。今話題の「かんぽの宿」は約2400億円もかけて建設した。これを日本郵政が100億円あまりで売ろうとして、鳩山邦夫総務大臣が待ったをかけた。「国民共有の財産を安売りしようとしている」と報じているメディアもあるがピント外れだ。
(中略)
保険契約者のカネを浪費した郵政官僚の無責任ぶりこそ責めるべきである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

千葉県知事選の八田英之のネタにマジレス

今朝のチラシに八田英之の選挙のチラシが入ってた。万年野党らしく支離滅裂なのだけれど、マジレスしておく。

主張はこちら
http://www.senkyo.janjan.jp/bin/candidate/profile/profile.php?id=193295
にある通り。

1.派遣切りをやめさせ、3万人の雇用を創出します。

といっているけど、企業が生産するものがないから労働力が不要になっているという現状を分かってない。生産量-労働=利益なわけで、どうがんばっても生産量が下がる限り労働量は増えない。単純な算数ができてない。3万人の雇用を創出するといいながら、産業規模を拡大するプランがない。「農業・中小企業の支援で仕事確保と3万人の雇用をつくります」と言っているけど、そもそも日本の農業自体の輸出も国内消費も伸びてないなか、労働量は増えない。

大企業の法人事業税に他県並みの超過課税を導入します。また70億円に増額される企業誘致補助金を撤廃します。

雇用を創出しますといいながら、大企業は来てくれるなと言っている。これが実践されれば確実に千葉の雇用はシュリンクしてしまう。

ということで、八田英之は労働者の敵。選挙には落ちるだろうけど、経済そのものを分かってない人が、間違った意見を流布する機会を与えるのはあまりよろしくない。

あと、この手の人がよく口に出す「財界」という言葉。財界なんて組織ないから。大企業が手を組んでいるように見えるのかも知れないけど、公共事業が絡まない限り、大企業同士は、取引先か競合に当たるわけで、仲良し組では通らない。労働組合が、経団連に労働条件を突きつけているけど、経団連から日本の企業に何かを命令するシステムなんてない。ありもしない「財界」という敵と戦うこと自体が人生の無駄。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

スマートフォン減速

日経3/16朝刊7面より、スマートフォンの市場が減速しているというニュース。希望的観測を込めて、スマートフォンが、今後のケータイの主流という予想がありますが、それもなかなか難しそう。ガートナー調べ。

  • 2008年10-12月期の世界販売
    • 前年同期比3.7%増の3814万3300台
    • 同7-9まで保ってきた二桁成長が途切れた
    • メーカー別シェア
      1. ノキア(フィンランド)40.3%(前年同期比16.8%減)
      2. RIM(カナダ)19.5%
      3. アップル(米)10.7%
    • RIMとアップルは1年でシェアを倍に伸ばした
  • 2008年通年
    • 世界販売台数は前年比13.9%増の1億3928万7900万台

ということで、今のケータイを前提にメディア設計をしたほうがよさそう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

なぜ日本のメーカーはAppleを超えれないか

親書のタイトルっぽくしてみましたよ。勝手に超えれないという前提にしている。

とはいえ実際にモノを見れば主観的にもわかるレベルでしょう。

Appleと言っているけど、iPodの大当たりのことを指しています。

よく東芝がHDDを作っているのに、AppleがiPodに入れておいしいところを持って行かれたという逸話を目にします。だけどiPodが初めて出た頃のHDDメーカーには、「HDDをウォークマン代わりに持ち歩く」という用途は絶対提案できない。怖くて出来ない。物作りをする側の人間は、どうしても、「品質」「コスト」を重視(自分たちで線を引いたハードルで)する。

一方でAppleそのものは部品を作ることはない。だから思う存分わがままが言える。

HDDのiPodが登場していた裏では、いわゆる「シリコンオーディオプレーヤー」というものが存在した。フラッシュメモリを使ったやつ。ところが256MBくらいのすごく中途半端なサイズでしか出てこない。ここでも製造コスト優先で、ユーザ価値というものが置き去りにされている。結局フラッシュメモリを使ったプレーヤーでも、Appleが主導となって、1G以上という「ユーザが普通に使える容量」のiPodを出して、あとはSONYとかがその相場に参入するという構図。

ここでいえるのは、ユーザの立場でわがままを言う人とそのわがままを聞いて作りきる人というのは、全く性格が違うということ。だから一つの企業で企画と製造は難しい。一つの企業だとどうしてもカルチャーが伝播してしまって、企画側の人間が製造側に無理難題を突きつけることが難しくなる。

仕事の価値はお客様の満足で決まるものだけれど、実際に会社にいると従業員の満足という別の指標が入ってくる。よい仕事を推し進める上では、作り手に「無理難題」を強いるのが必要条件なのだけれど、会社の中で「これなんかイマイチだからやり直し」と製造側にいえるかどうか。だけど、「なんかイマイチ」という理由で買わないのはお客様も一緒。

同じことがケータイメーカーにもいえる。日本のケータイメーカーじゃガラバゴスと「変な進化を遂げた」という言われようですが、実際には違う。同じメーカーでもドコモとソフトバンクではかなり「完成度」が違う。つまるこころ、日本のケータイメーカーは商品企画に関してはあまり関われていない。実際に商品企画をしているのはドコモやauのキャリアであって、そのキャリアが「無理難題」をメーカーに突きつけるからユーザに受け入れられるケータイが作れている。それが海外にでると無理難題を突きつける人がいなくなってしまう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

西川善文 V.S. 鳩山邦夫

日経2009年3月4日朝刊5面より、日本郵政の西川善文社長が、東京中央郵便局の鳩山邦夫のチャチャ入れにコメント。

東京中央郵便局の簿価は2137億円。これだけの不動産を有効に活用しなければ「大きな損失を抱え続ける」と訴えた。

重要文化財に指定して、国が買い上げると言っていただけるなら話は別」とも指摘。再開発後に登録有形文化財の価値がなくなると文化庁が主張している点については、「(登録を)望んでるわけでもない」と強調した。

太字のコメントは裏を返せば、「お前のものでもなければ、重要文化財でもないのにそれを前提にするな」ということでしょう。かんぽの宿はともかく、手続き上は総務省は東京中央郵便局の売却に意見をいう立場ではありません。

鳩山邦夫は「国民世論の8-9割が、重要文化財よりも開発が大事だと反対したら(開発継続も)やむを得ない」と言っています。だから重要文化財だった事実なんてないって。そして開発が大事なのではなく、開発による原資で郵便局網を維持するというのが採択された民営化プラン。なので比較をするなら「重要文化財ではないものを保存する or 郵便局網を維持する」の択一。ここでも鳩山邦夫は前提を間違っている。ちったぁ新聞を読めばいいのに。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

鳩山邦夫のチャチャ入れによる国民負担試算

日経2009年3月3日朝刊5面より、東京中央郵便局に鳩山邦夫がストップをかけた場合の損失の試算がありました。それが将来の「国民負担」です。

  • まず876億円の工事契約を結んでいる大成建設からの損害賠償
  • 開発前提の簿価2137億の試算価値は大きく損なわれる
    • 1200億円の空中権を売却しても会計処理で数百億の損失

かんぽの宿もそうですが、鳩山邦夫が何かしゃべるたびに、示し合わせたように数百億ずつ国民に損失が発生しています。

鳩山邦夫は、「損失が出ても残すべきか、利益追求のみで壊すべきか。世論に聞いてみたい」と言っていますが、そもそも民営化により「手放す」を決めたはず。すでに聞いている。

また鳩山邦夫は、重要文化財と盛んに言っているけど、重要文化財指定をされた事実はない。政府のもので会ったときには大事にしないくせに、他人のものになったとたんに「大事にしないとはけしからん」と言っている。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

ユニクロとポイントに絞られてきた感じ

ユニクロとポイントに絞られてきた感じ

| | Comments (9) | TrackBack (0)

ローリーズファームでおなじみポイント

日経03/06(金)朝刊投資財務2面、『逆風下の健闘企業 ポイント 商品・ブランドを「高速回転」』より。

  • 商品の企画を決め、商社経由で中国などの協力工場に生産を発注してから店頭に並ぶまでの期間は約2ヶ月。通常の百貨店アパレルの1/3の短納期
  • 毎月開くアイディア会議でアルバイト店員を含むすべての店舗販売スタッフから提案を吸い上げる
  • 在庫回転率は27回。
    • ファストリやしまむらでも10数回
    • オンワードくらすは一桁回
  • ローリーズファームの売り上げに占める率は5年前の54%から28%に低下。代わって「グローバルワーク」「ジーナシス」といったブランドが新たな収益源に育ってきた
  • PERは今12倍台

ということで、着実に女性のニーズ(しかも移ろいやすい)をとらえているようです。これだけブランド展開ていして、なおかつターゲットをしっかり分散させちる。

SHOP INFO | ブランドリスト | POINT INC.
http://www.point.co.jp/shop/index.html

ちなみにグローバルワークのECショップにスタイルランキングがある。

GLOBAL WORK -グローバルワーク- ECショップ
http://www.globalwork-ec.jp/common/Layout.do?page=bestStyling

普通の子ばかりなんだけど、普通の子が外さずに着れるファッションを発明し続けているというところがポイントの強みなんでしょう。

| | Comments (9) | TrackBack (1)

インドのタタのナノが4月発売

日経03/06(金)朝刊企業総合面より、インドのタタ自動車が20万円自動車「ナノ」を4月に発売するというニュース。発表は去年1月ですから、ちょっと時間がかかった。

昨年10月、東部の西ベンガル州で完成間際だった専用工場が一部地元農民らの反対で撤退に追い込まれ、目標の同月中の発表を断念。当初は他の工場で生産するとのこと。

インドはめちゃくちゃ農民が多く、しかも農民の発言力はたぶんに漏れず大きいので、こういうカントリーリスクが存在します。タタのような生粋のインド資本でさえ、農民に振り回されるのですから、外資はより大きなリスクを負うことになるでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« February 2009 | Main | April 2009 »