日経3/23朝刊1面、蘇れ医療 よりメディカルクラーク市場について。
- 2000年代前半のアメリカ
- この間の雇用創出はヘルスケア関連産業が170万人と最も多い
- そのうち47万8000人は病院が生み出した
急に医師が増えるわけもなく、医師以外の医療従業者が中心と推測されます。
日本でも2008年度の診療報酬改定で「医師事務作業補助体制加算(初診)」が新設されているため、今後日本の病院の多くがメディカルクラークを導入するものと思われます。
実際に人手不足の職種のダントツは医師な訳ですが、急に医師をふやすことは難しい。しかし医師は医療行為以外にも書類作成にはエライ時間をとられているわけで、書類作成を効率化するだけで、病院の効率があがります。
2005年から活用している済生会栗橋病院(埼玉県栗橋町)の医療秘書は現在十人。文書作成が迅速化して、医療秘書の導入前に二週間かかっていた入院証明書の作成は1週間に。「深夜、休日にまで及んでいた書類作成業務から医師を解放し、導入後は医師の時間外労働手当が月平均100万円減った」と院長の遠藤康弘(53)。「勤務環境の改善で医師も集まり4月からは5,6人増員できそうだ」
コストだけで見ると、月100万ですが、医師にとって書類を作成するための残業代はあんまりうれしくない(と思う)。すくとも医師の成長にはあまり結びつかない。新しく病院に入ってくる医師も、医療に専念出来る環境を評価するでしょう。そして医師という特殊能力をもった人を連れてくるのに役に経つのであればその経済効果はかなり大きい。
中村記念病院(札幌市)は、診療情報管理士15人を含む計14人のスタッフがカルテなど治療データの管理に当たる。人件費はかさむものの、「データの質が高く評価され、製薬企業からの臨床研究の受託が増えたことで超すとは十分まかなえる」(診療本部長の中川原穣二)。
この例は単に書類作成をコストとしてとらえるのではなく、価値ある売り物としてとられている。
病院という組織は、事業としては会計インフラから情報インフラまで結構な品質を求められる割には、ツールも体制も自前でそろえなくちゃならないというのがつらいところ。それをメディカルクラークという職種をベースに、人ととインフラの両方を提供して「カルテもレセプトもお任せください」というサービスを提供すればいいかも。ニチイ学館とかがやりそうだけど。
- SalesForceみたいなSaaSで医療事務のツールやDBを提供
- ツールだけじゃなくてそのオペレータもメディカルクラークとして派遣
- お医者さんは医療に専念出来ます
という事業は始めれないだろうか。導入はシンプル。一度導入したら二度とそれを自前で構築しようとは思わないレベルのものをつくれば置き換え不能な社会インフラになる。
- お医者さん個人のニーズはある
- 電子レセプトの推進という店で国も進めたいはず
- 患者は病院のスループットが上がってうれしい
- 医療報酬の制度が変わったのでお財布は増えた
といいことだらけ。
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