ポイントの在庫回転率がスゴい

一人別次元。
そしてこのご時世にまだ回転率が上がっているのもスゴい。
日経7/19朝刊1面『大転換』より、新興国開拓のスト―リー。
「新世界市場」の幕開けを印象付けたタタ自動車の「ナノ」。11万ルピー(約21万円)の世界最安車は、助手席のドアミラーがなく、雨を払うワイパーも1本。その「1本ワイパー」を納めるのは日本のデンソーだ。
1本で窓全体をふき取るにはどんな構造が適しているか。強度を確保しながらどこまで材料費を落とせるか。世界の自動車大手を顧客に持つデンソーが、ワイパー1本に目の色を変えた。「新興国向け、低コスト品の開発は得意ではない」(加藤宣明社長)。ナノ向けワイパーの開発は、身に付いた贅肉をそぎ落とす作業だった。
記事では、このあとデンソーがいかにバブル仕様の企業だったかという反省から入るのですが、それでもナノに納入出来ているという実績だけでもすごい。取引先として入りこめたんだと。
ただ、企業のカルチャーとして「トヨタ向け」のプロダクトの地続きでシェアを広げていったのとは質がまるで違う戦いになることは確か。
そしてそういう戦い方は誰も得意じゃない。インドから見れば、日本もアメリカもその市場に特化しすぎた「ガラパゴス商品」ばかり。全員がピンチということはチャンス。
日経2009年7月7日朝刊大機小機より、日本が公的資金で企業を救っているということに関して。
日本の企業救済策を紹介した英エコノミスト誌は「企業倒産の少なさは普通は経済の活力のしるしだが、日本では経済の弱さのしるし」と皮肉った。大平さんが内輪の席で「倒産のない経済は、経済ではなく不経済」と名せりふを吐いたのを思い出した。
構造的に収穫できない土地にいたずらに種籾をばらまき続けても、やはりそれは有効な元手の使い方とは言えない。
国民経済計算 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%A8%88%E7%AE%97
には、三面等価の原則がしれっと書かれているのだけど、これってすごい大事なこと。生産と支出と分配の総計は一致するという事実。
GPDは付加価値の総額と言われてもピンとこない。GDPが増えるってそんなに大事なこと?って思うかもしれないし、GDPだけじゃぁ国民の幸福は測れないよねと「その限界」の方がむしろクローズアップされるけど、少なくとも三面等価の原則だけはやぶりようがない。事実というよりも定義に近いので、崩しようがない。
企業の付加価値が増えることってピンとこないけど、その総額が分配の総額になるというのなら黙っちゃおれないでしょう。
こと商品の価値と言うと、必需品もあれば贅沢品もある。これらの質の違いを無視して、単に売値の合計で経済規模だって言われてもケシカランという気になる。だけど、贅沢品だろうと必需品だろうと、その付加価値を生み出していることそのものが労働であり、その分け前が賃金や税金として分配されるという前提に立つと「付加価値は多ければ多いほどよいこと」と言いきれる。というか多くないと困る。
こと分配に関してはその比率ばかりが政治的な議論になりがち。法人税率はどうだ、労働分配率はどうだと。だけど、その分母となるGDPが増えないことには、割り算をこねくり回してもたいしていいことない。
日経7/5朝刊医療面「医師の目」より、武井義雄氏コラム。
日常業務で日本の医師たちの「雑用」がいかに多いか、ご存じだろうか。アメリカの医師だったら断固拒否するような膨大な書類作成などを、日本の医師たちは黙々とこなしている。
その上、電子カルテの「導入プロジェクト」というIT投資マネジメントを医師に投げ、必要のないメタボ検診などでさらに雑用をふやしているとの指摘。
まぁ確かにそんなことやってられんわなぁと。医師数を増やすというアプローチではなく奪われた診療時間を取り戻す方が効果的だと。
日経7/5朝刊6面より、NHKオンデマンドの商況。
NHKサイドとしては、有料会員が30万人いないと採算ラインに乗らないということです。採算ラインから見ると、15倍くらいの開きがある。
ただ、採算ラインを下げる努力と、プロモーションの工夫をすればもうちょっとなんとかなりそうな気がする。結構ネット上をうろついていても、NHKオンデマンドのプロモーションには出会ったことがない。
と、思って、今しがた、Yahoo!TVで番組表を見ていたら、NHKオンデマンドの動画へのリンクが。マイケルジャクソンの番組らしく、210円で払って見てみました。支払いはYahoo!ウォレットが使えるので、支払いも簡単。ブラウザがIE限定なのは、DRMがらみなんでしょう。
会員登録も支払いも終えてみようかと思うと、すんごく遅い。ほとんど再生できない。私と似たように、Yahoo!からの流入が増えて、インフラに負荷がかかったのか。
携帯で送金できます、NTTドコモが新サービス : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090702-OYT1T00779.htm
相手のケータイ番号を知っているだけで、送金ができる。受け取る人は、通話料金に充てることができる。月2万という上限があるものの、仕組みの上では通貨の代わりになる。
昔は(今もあるかも知れないけど)、雑誌の全員プレゼントでは切手が通貨のように使われていたけど、これからはケータイ料金の移動が通貨の代わりになる。
ドコモとauで相互に送金できたら最強なのにな。auはMUFGだから銀行の壁があるか。
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