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郵貯肥大化であれこれ

日経2010/2/24(水)朝刊5面「郵政肥大化の足音」より。

  • 郵貯残高は2009年末時点で177兆円と、00年以降、減少基調が続く。さらに10年度からは2年間で、20兆円規模の定額貯金が満期を迎える
  • 日本郵政グループの今期4300億円を見込み連結純利益の6割がゆうちょ
  • 郵貯残高が150兆円割れになるとこの利益がなくなる見込み

ということで、政府は国民の資産を郵貯にため込みたいと。

  • 預入限度額の引き上げ
  • 住宅ローン、小口ローンの参入の例示

と、ものすごい民業圧迫路線。高コストな会社を維持するために、国民から金を吸い上げ、それをそのまま国債で運用する。郵貯の残高が減っているとはいえ、MUFJの1.4倍とダントツの規模。これらの資産は企業の成長に使われるわけでもなく、そのまま国債にシフトしている。

国民としてできることは以下のま逆の選択肢のいずれか。

  • 両親があるなら、郵貯にお金を預けない。郵貯にお金を預けることは国の借金を優先し、職場の創造に対する否定の票になる
  • そうはいっても、郵貯が日本の金融をつぶすのは規定路線になりそうなので、勝ち馬に乗る前提で、郵貯というインフラを使いつぶす(未来の子供たちの職場も食う)

コンビニATMでも郵貯は使えるし、地下鉄にも郵貯専用ATMがある。その上24時間送金で送金手数料が無料。これはまともに仕事として戦っていたのでは太刀打ちできない。ゆうちょダイレクトのクライアントAPIでもつくって、PayPalを迎え撃つという未来の芽を摘むようなことも戦略としてはあり得る。

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携帯電話世界大手の加入件数

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【エクセル】セルのダブルクリックでセルテキストをクリップボードに入れる

タイトルの通りのマクロ。これでOK。

Private Sub Worksheet_BeforeDoubleClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean)
  Dim CB As New DataObject
  Call CB.SetText(Target.Cells(1, 1).Text)
  CB.PutInClipboard
End Sub

DataObjectを使っているので、MicroSoft Forms を参照設定に入れるか、プロジェクトに何かフォームを入れておくと使えるようになる。

上記のプロシージャを対象となるシートのBeforDoubleClickイベントに入れれば動くはず。

例えば、セルに「=TODAY」、書式設定を「YYYYMMDD」にしておくと、ファイル名に日付を入れるのがちょっと楽になる。

常にエクセルを立ち上げておかなくちゃならないというデメリットはあるものの、エクセルのメモリ使用量は、Chromeのタブ一つ分。エクセルそのものはすごく軽いのです。

作業手順をエクセルに書いて、後はコマンドを流すだけというときには、便利ですね。

2010/02/27さらにバージョンアップ

Private Sub Worksheet_BeforeDoubleClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean)
  Dim CB As New DataObject
  Call CB.SetText(Target.Cells(1, 1).Text)
  CB.PutInClipboard
  Application.StatusBar = Left(CB.GetText, 100)
  Cancel = True
End Sub

ダブルクリックで編集モードになる機能をオフにしてしまって、うっかり再編集しないようにした。編集モードにするには、F2を押してください。さらに、クリップボードにセットできたか同かを確認しやすくするために、ステータスバーにクリップボードの中身をひっそりと出力するようにしました。コピーできたとおもって、前のクリップボードデータをペーストするのは結構な被害なので。

RangeオブジェクトにCopyメソッドがあるので、それを使えば、参照設定が一つ減るのだけれど、「クリップボードからデータを取り出して、文字列編集した結果をまたクリップボードに入れたい」というニーズもありそうなので、DataObjectを使うことを前提にしようかなと。

 

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だいたいのヒアリング項目

消費とメディアとを調べるのに、こういう切り口で聞くとイイ情報が得られる。

・好きなブランドは?
・読む雑誌は?
・好きなモデル・タレントは?
・見るテレビは?
・mixiやってる?どうやって入った?今どう使ってる?
・ブログやホムペやプロフは持ってる?友達のをみる?
・服を買う前にどうやって調べる?
・ネイルする?
・音楽は着うた買う?iTunes買う?レンタルで借りる?
・デコメは買う?
・恋人との知り合うきっかけは?
・恋人との連絡は、メール?電話?
・恋人とのプレゼントはどんなものがある?ねだる?
・友人との連絡は、メール?電話?
・パソコンは使う?ケータイとの使い分けは?
・スマートフォンは持ってる?ケータイとの使い分けは?
・書籍は買う?
・ケータイ小説読む?
・ゲームはする?ケータイで?iPhoneで?DS?
・通販でものを買う?何を?ケータイで?PCで?
・コンビニでよく買うものは?
・お買い物に行く街はどこ?
・迷惑メールフィルタはしている?

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技術とビジネスの間について思ったことをつらつら

課題を解決するだけでは人々の欲望は埋まらない。
商売というものが、欲望をかきたてるところから始まる。今年の流行はこれみたいな。お客様が困っていることだけの解決で仕事が回るなら、この世の雇用はぐっと少ない。

さらに、ビジネスというものは、提供価値に対して値札を付けねばならない。欲しいと思わせて、クリックしていくと「はいここから先はお金払ってね!」というアプローチもざらにある。

「スゲー」には価値はない。たった一人でWindowsと同じものを作り上げることは「スゲー」なのだが市場価値はない。Windowsと同じ価格で購入してもらえるのならそれは同じ価値だけど、きっとそうはならない。

ビジネスに置いては、「何を作るか」が最も重要なポイントであり、「どう作るか」はあまり重要ではない。同業者から見れば「作り方」の上手い下手が目立が、消費者から見れば「何」の部分しか見えない。職人が居るメーカーであろうとファブレスであろうと、消費者には見えない。
ビジネスのスケールは、単価×数量で表される。「いいものを」×「沢山のひと」に届けるというのがキモ。そこに「作り方」という要素はあまりない。

さらにオリジナルであることには、さして価値はない。同じくらいのものでも言いケースはいくらでもある。

アーリーアダプターなんていない。いないと思った方がいい。アーリーアダプターどまりのプロダクトだったというのは、単に売れなかったというだけのこと。変な言い訳に使えてしまうだけなので、アーリーアダプターという言葉を禁止した方がいい。

さらにリテラシーという言葉もサービス提供者側が使う言葉ではない。「リテラシーの高い人に受けています」というのは、単に「市場に届かなかったです」に言い換えた方がいい。そもそもリテラシーという言葉は読み書き能力のことであって、新しもの好きのことじゃない。一般人に対してのコミュニケーションがとれてないってことは、それこそサービス提供者側が「リテラシーがない」状態と言える。

先端と傍流は紙一重。先端のつもりでいたら、単に傍流を歩いているということもある。チャレンジは尊敬に値するが、好き好んで傍流を歩くことで「オレ他人とは違うわ」と思っていたとしたら市場価値を作り出す方向に進んでいるとは言い難い。

プロモーションの意義を軽視してないか?イイものを作れば自然と売れると思ってないか?クチコミで広がるものもあるが、本当にプロモーションなしで広がってるか?一日のうち「お金を払っているもの」で広告を売ってないものがどれくらいある?iPhone、缶コーヒー、金を払っているものって広告だらけだろうに。

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デンマークの雇用対策は真っ当

デンマークは低失業率が売り物だ。「転職のたびにスキルアップしてきた」。コペンハーゲンのジョブセンターでプログラミングをヤコブセンさんは胸を張る。失業給付を受けるには就職につながる職業訓練の受講が条件になる。

企業が従業員を解雇しやすい一方、失業者は手厚い給付と職業訓練を受ける。企業は柔軟な経営戦略を立てやすく、従業員は失業しても公的支援でスキルを高めて仕事に戻れる。先行きの見えない不況業種にお金をつぎ込み、労働力のつなぎ留めに追われる日本の雇用政策とは対照的だ。日経2010/02/11朝刊「福祉経済」で成長できるか

雇用対策というのは、市場が求める人材を育てて送り出すというのが真っ当な話。単にセーフティーネットがあっても、そこからステップアップ「しなければならない」というインセンティブがなければ、ネットの上で滞留する人が増えるだけになる。「セーフティトランポリン」ぐらいの気合いでないと、課題は解決しない。

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脳科学学会が、そろそろしびれを切らし始めた

日経2/1朝刊「脳科学 真価を問う」より、脳科学の専門家がしびれを切らし始めたという記事。

脳は様々な謎を秘め、魅力あふれる対象だ。研究には社会の支援が必要と多くの科学者は感じている。半面、メディアで根拠のはっきりしない話題が流れて「おかしい」と感じつつも、学会は「娯楽情報に目くじらを立てて非難するほどでもないだろう」と黙殺してきた。

最近ようやく、健全な研究推進の妨げになると、問題点を指摘する声が出始めた。代表例は約5200人の研究者で組織する日本神経科学学会で、この1月に研究の倫理的な課題などをまとめた指針を発表。「拡大解釈された情報が社会に広がれば信頼を損ねる」などと注意を促した。

だいたい誰のことか想像がつきますが、メディア上での戦いになると、やっぱり本物の学者の方が空気読んでないように見えちゃう可能性もあります。

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LEDのリプレースターゲットはハロゲンランプかも

何かとLED照明が注目されていますが、実際にエネルギー消費量を比較すると蛍光灯と大して変わらない。いつも比較対象になるのは白熱電球というすでに消えつつある照明。

日経1/19朝刊3面によると、高島屋全店がハロゲンランプをLED照明に切り替えるとの記事。

  • 全国18店舗のハロゲンランプ(推計15万個弱)をLED照明に置き換える
  • 投資額は30億円前後
  • ハロゲン全廃で電気代を従来の1/5に圧縮
  • 冷房効率の向上も併せて年間5億円強のコスト圧縮

ハロゲンというやたら電気を食う照明があるならその置き換え効果は高い。じゃぁ何で蛍光灯じゃないのかというと、商品をきれいに見せるにはどうしても指向性の高い照明で無いとつらい。特に衣料品は質感を見てもらうためには陰影を出したい。

その点、指向性を高めたLED照明(ものは見たことないですが)があれば、ハロゲンランプに取って代われる。

しかしながら、15万個で30億。1個あたり2万円。ちょっと高い。家庭用の単なる電球代わりのLED電球が今は5000円くらいだから、店舗用が2万というのも分からないでもない。

年間5億円のコスト圧縮と言っても投資が30億円なら、回収に6年かかってる。単純に長すぎ。売り場寿命よりも長いんじゃないのか。LEDランプの寿命って40000時間くらいだから、5~6年くらいで買い直し。財務観点での投資判断としては中の下だけど、CO2の排出量規制に対応するというのが主な目的のようです。

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